ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

「ナイト・ウォッチャー」


『まさかの胸キュン。』

 

アスペルガー症候群のバート(タイ・シェリダン)と女性客(アナ・デ・アルマス)の出会いが、一つの事件と結びついていく。

 

ただの変態サスペンスかと思いきや、普通に人間ドラマとしても良作。

 

結果はどうあれ、誰かの出会いは誰かの人生を大きく変えるってこと。

 

二人のふれあいに、不覚にもドキッとしてしまいました。

 

 

アスペルガー症候群のバートは、普通の人の振りをしようと努力しながら生きている。

 

そんなバートを心から心配し、彼に近づくことができない歯がゆさから孤独を感じている母親。

 

二人の親子関係は、他人には異質に見えるがとても儚い温かさを感じた。

 

特に、母親が息子のバートに生きることのつらさを受け入れるしかないと諭すシーンは胸が熱くなった。

 

 

物語のキーパーソンとなるヒロインとの交流もロマンティックで素敵。

 

バートの可愛らしさに、年上女子ならメロメロになるだろう。

 

どうせなら、これはサスペンスではなくてラブストーリーにしてほしかった。

 

 

"普通"になりたいと切に願うバート。

 

でも、バートが思う"普通"ってそんなに素晴らしいことだろうか。

 

私はありのままでいいと思う。

 

"普通"ってそもそも何だろう。

 

障害者でも健常者でも自分は自分でしかない。

 

自分の価値を信じて生きるしかない。

 

あのラストはそういうメッセージだったと私は思う。

 

 

ちぶ~的ほんわか度5ラブラブラブラブラブ

恋しちゃうな、これは(笑)キュンキュンしちゃいましたね。

本日紹介した映画は...

 

ナイト・ウォッチャー (2020)

THE NIGHT CLERK

監督 マイケル・クリストファー
あらすじは...
アスペルガー症候群の青年バート(タイ・シェリダン)はホテルの夜間受付係として働きながら、客室に隠しカメラを仕掛けて客の行動を観察し、他人との接し方を学んでいた。ある日、勤務中に女性客が殺害され彼は第一容疑者として疑われてしまう。警察の捜査が進む中、自らの無実を証明するカメラの存在を明かすことができないバートは、美しい女性客アンドレア(アナ・デ・アルマス)と知り合い、彼女の命が狙われていることに気付く。
 
(Yahoo!映画より引用)