『あっと驚く結末。』
1968年の怪奇映画。
こういうの大好き。
途中からあまりの展開の激しさにぽか~んとなった。
この時代だからできた衝撃的結末。
化け物よりも怖いもの、それはやはり人間なのです。
3年前の悲惨な事件の真相に迫る被害者の双子の妹...
演じた松岡きっこがめちゃくちゃ可愛い!
ハーフかな?と思うくらい洋風な顔立ちで白黒映画だけど、一人だけキラキラしてた。
それに反して西村晃が素晴らしくダークサイドに堕ちていて笑ってしまった(笑)
名優、万歳である。
犯人が誰かはどうでもいいと思って観ていたが、「え!?」となるシーンがあって意外と楽しめてしまった。
でも、あれは反則技な気もしますが...
この時代の怪奇映画は本当に楽しい。
『吸血鬼ゴケミドロ』もそうですが、人間の愚かさを前面に出した怪作。
いつの時代も本当に怖いのは人間だけですね。
ちぶ~的化け物度5
本日紹介した映画は...
吸血髑髏船 (1968)
- 監督 松野宏軌
解説... - 航行中の貨物船・龍王丸で、積み荷の金塊を狙った5人が船員を皆殺しにするという凄惨な事件が起きる。3年後、船医である夫とともに殺された依子の双子の妹・冴子は、姉に引き寄せられるようにして漂流する龍王丸に遭遇、航海日記を発見する。その後、逃げおおせていた5人の犯人が次々と謎の死を遂げていく。陰惨なムードと謎をはらんだストーリーが見どころの怪奇映画で、『吸血鬼ゴケミドロ』に続く怪奇路線として制作された。
(Yahoo!映画より引用)