『本当に怖いのは目覚めていること。』
建築師ウォルターが、邸宅の修繕を依頼され屋敷に行くと自分の夢の中に出てきた人達と出会う。
そこに集まった人々が一人ひとり自分の不思議な体験をそれぞれ語り始めて...
というオムニバス形式のホラー。
血も出ず、派手な演出もない。
だけど、あのオチにやられた。
特に最後の腹話術士のエピソードにゾッとした。
夢は本当に夢だからいいんですよね...
私もよく夢を見ると、こういう感覚に陥る。
夢の中の自分は夢だと気づいていない。
だけど、あまりにもひどいことが起きると「きっと夢だな」と思うんだけど目覚めることができない。
目が覚めてみると、夢じゃなきゃありえない出来事だったのに夢の中の私はその状況に何の違和感もなく生きているのだ。
悪夢の場合は特に、夢でよかったと思う。
でも、その瞬間も実は夢だったら...?
怖い...
怖すぎるぞ!
ラストの畳みかけは今見てもスリリングでした。
この映画を見ると、悪夢を見そうですが(笑)
古くても見ごたえのある作品でしたね~。
ちぶ~的夢度5
夢って脳みそが勝手に見せる幻なんでしょうか。悪夢ってどんな映画よりも怖いから本当に見たくないですよね~。
本日紹介した映画は...
夢の中の恐怖 (1945)
DEAD OF NIGHT
- 監督 チャールズ・クライトン ベイジル・ディアデン
- アルベルト・カヴァルカンティ ロバート・ハーメル
- あらすじは...
- ロンドン郊外の大きな邸宅に理由のわからないまま集った数人の男女。彼らは例外なく不可思議な超常体験を持っていた。招待客の一人、ウォルター・クレイグは、彼らが次々に語る怪奇体験に耳を傾けているうち、ふと、あることに気づく。初対面であるはずの彼らには、確かにどこかで出遭ったことがあったのだ! そして、その事実はウォルターを驚天動地のラストに導いていく・・・。
- (Amazonより引用)