『アメリカの輪廻は雑だ。』
題材的に日本らしい怖さがあるのかと思ったけれど、違った。
多分、それを狙ったのは確かだと思うんだけど...
アメリカ人には輪廻の本当の怖さが分からなかったみたいだ。
無理やり輪廻にしようとしているから、どこか不自然。
チグハグさが否めない。
文化の違いってここまで差が出ちゃうんですねぇ。
一番の問題は結末だ。
アメリカ人って本当に単純なんだなと思った。
単純にはいかないからこそ輪廻って怖いのに。
これじゃぁ台無しだよ...
ただ、恐怖描写は力が入ってたし大胆さは嫌いじゃなかった。
製作陣の中に一人でもアジア系の人がいたら全然違う作品になっていたんじゃないかと思いますね。
ちぶ~的輪廻度5
やっぱり清水崇監督の「輪廻」に勝てる作品はありませんね!
本日紹介した映画は...
イット・アワーズ (2018)
KARMA
- 監督 ニック・サイモン
- あらすじは...
- 「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」シリーズの製作陣が恐怖の輪廻を描いたホラー。不動産会社を営む義父から家賃滞納者を追い出す仕事を押し付けられたマニー。旧友とその母を家から退去させるが、その後マニーに不可解な出来事が起こり始める。
- (Amazonより引用)