『絶叫はしないの。』
邦題がなんとも微妙。
『スクリーム』シリーズのウェス・クレイヴンが製作総指揮を担当したからつけたのだろうけど...
そこまで絶叫するほどの恐怖描写もないし、テンポが悪い。
大体、製作総指揮っていう参加の仕方が一番作品の面白さに関わらない気がする...
死体を撮影する猟奇殺人鬼っていう設定は悪くないけど、基本的に彼にはセンスがないと思う。
犯行に及ぶときに使うマスクも、全然不気味じゃないし。
遠くから見ると、疲れ切ったカオナシに見えるし。
色んなことが微妙なんだよなぁ。
一番面白いのは、調子こきの写真家だけ。
しょうもない話と、くだらない行動しかしない男(笑)
死に方もしょうもないので、笑える。
私は彼を主人公にして、もっとバカなホラー映画を作った方がマシだったんじゃないかと思ってしまいました。
ちょいちょいホラー映画としてのレベルの高さをアピールしてくるのだが、全体がうまくまとまっていないので台無し。
やっぱり、ホラー映画ってスピード感が大切なんだなって思いましたね。
ちぶ~的ウェス・クレイヴン度1
ウェス監督はもう自分が監督をするホラー映画は作らないのでしょうか。どうせなら彼が監督をするホラー映画が見たいですね。