『運命は、美しいだけじゃない。逃げることのできない呪いみたい。』
実家でこんな日記を見つけたら...
戦慄だわな(笑)
そして、こんな恋愛も恐ろしい。
だから、これはホラーですね。
愛って、こうも人を苦しめるのか。
愛は赦すだけじゃダメっていうことなのかもしれません。
前半、私は友人役の佐津川愛美が怖くて仕方がなかった。
昔、料理を持ってきてくれた店員さんの腕を思い出したからである。
その店員さんの腕は傷跡がたくさんあって模様みたいになっていた。
自傷行為の跡だってすぐ見て分かった。
本能で分かった。
この人、やばいって。
寒気がしたんですよね。
死を感じたというか、彼女の目に生気がなかったのが分かったので。
他人の心の闇って見たくないし、知りたくない。
それでも、どこか助けたいって思ってしまうお節介な自分がいたりもするんですけど。
ある意味治したくても治せない病気なのかなって思うと切なくてたまらなくなりました。
映画もそんな話だったんだと思います。
自分を愛してくれた人が、愛している人が罪を背負っていたら...
その罪まで丸ごと赦せるのだろうか。
愛しているからこそ、許してはいけない気もする。
う~ん。
なんだか色々考えさせられてしまいました。
そして、これはホラーだけど究極の愛の物語なんだと思いましたよ。
ちぶ~的暗黒度5
く、暗い!暗くて恐ろしいのに、異様に主演の吉高由里子は美しかった!でも、おっぱいは全開の方がよかったと思いますね(笑)
本日紹介した映画は...
ユリゴコロ (2017)
- 監督 熊澤尚人
- あらすじは...
父が余命宣告され、さらに婚約者が突如失踪した亮介(松坂桃李)は、実家で「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノートを見つける。そこには人間の死でしか心を満たすことができない、美紗子(吉高由里子)という女性の衝撃的な告白がつづられていた。亮介は、創作とは思えないノートの内容に強く引き寄せられ……。
(Yahoo!映画より引用)