『最上級の幸せは、こんな"普通の幸せ"ってやつだと思う。』
女の幸せは、結婚という時代は終わった。
今は、男でも女でも幸せは選択肢が増え幸せは色んな所にある。
どれがその人にとっての幸せかは、人それぞれだ。
でも、結局皆が一番求めているのはこの映画にある"普通の幸せ"だと思う。
まぁ、映画の中には夫婦が出てくるから結婚が幸せの基準に見えるけどそうではなくて...
こういう素朴で平和な時間が流れる生活を幸せって言うんじゃないかなって思った。
この映画は、びっくりするほど何も起きない。
劇的な事件とは無縁な夫婦の日々が綴られているだけ。
それなのに、見ただけでとっても心が幸せになる。
DVDを買って、月一回は見ておきたいと思ってしまった...
この、私が(笑)
夫婦とそのペット(犬)の生活は、同じようでちょっと違う毎日。
ちょっといいことがあって、ちょっと嫌なことが起きたりして。
主人公の夫パターソン(アダム・ドライヴァー)が、綴る詩で彼の感情を知る。
夫婦のさりげない思いやりや犬のいたずらにほっこりしながら...
幸せって言葉にすると、なんだかすごい難しいように感じるけれど実際は地味で素朴なんじゃないかと思う。
毎日の当たり前のような時間が、実は幸せな時間だったりする。
どうでもよさそうな会話や他人から見たら面白くないことも、幸せの種だったりする。
私もこの夫婦のように、幸せを大切にできる人でいたいものだ。
そして、猫好きなのに犬を飼いたくなってしまうほどマーヴィンは名俳優犬でした!!
あぁ、久々に大好きな映画に出会ってしまって...ハッピーです!!
ちぶ~的ほっこり度5
なんですか!この癒し映画は!!すごい静かで地味なのに、引き込まれる!!好きだ、この映画!!
本日紹介した映画は...
パターソン (2016)
PATERSON
- 監督 ジム・ジャームッシュ
- あらすじは...
- ニュージャージー州パターソンでバスの運転手をしているパターソン(アダム・ドライヴァー)は、朝、妻のローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをすることから始まる、変化のない毎日を過ごしている。そんな日々の中でパターソンは、周囲の会話やマッチ箱といった何げない物事に着想を得た詩をノートに書き留めていた。
- (Yahoo!映画より引用)