定番の洋服の柄の一つ、ボーダー。
でも、特に夏は誰かと被ることが多い。
だから、私はあまり買わないようにしている。
なんだかんだで皆と一緒が嫌なのかもしれない。
「ボーダーライン(2015) 」は、思っていたボーダーラインとは違った。
「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。
戦争映画は得意分野だと思われる監督なので、覚悟してみた。
が、予想以上の緊迫感と色気のなさに非常に疲れました。
とにかく、圧倒的な殺気を発し続けていたベニチオ・デル・トロの存在感が強烈。
彼が、一言言葉を発するだけでビビる。
主役は、エミリー・ブラントなのに...
ベニチオの印象が強すぎて、圧倒されちゃいました。
ハッキリ言って、私はこの作品の面白さがあまり分からなかった。
だけど、正義感のボーダーラインの難しさはじわじわと伝わってくる。
世の中はいつもグレイ。
ほぼグレイ。
白と黒をハッキリ分けられるなら、そもそも戦争なんて起きていない。
悪を制すには、悪が必要という矛盾。
世の中は、意外と荒んでいるのだ。
きっと政治や社会的背景をきちんと知っていたらもっと映画を奥深くまで感じられたはず。
私にはそんな知識が足りな過ぎた。
私的には、主人公の人間的なドラマ要素がもっとあったら入りこめた気がする。
時事問題もっと勉強しなきゃだな(笑)
ちぶ~的エミリー度5
こんなエミリー嫌だな~。もっと女性らしさがほしいわ~。キャリアウーマンは色気がないって決めつけはやめて~。