毎週のように、何かと理由をつけて遅れてきたり休む輩が職場にいた。
今は、もう出勤すらしてこない。
きっと会社が合わないのだろう。
でも、もう大人なんだからきちんとけじめをつければいいのにって思う。
一番迷惑なのは、同じ部署の人たちだ。
逃げれば済むと思っているのかもしれない。
でも、人生はそんなに甘くない。
「ハンガリー連続殺人鬼」みたいに、ツケは必ずに自分に返って来るんすよ。
ハンガリーで実際にあったレイプ連続殺人事件が元ネタ。
本当にそんな事件があったのかは調べても出てこないので分からないが。
当時の政治的情勢も描かれていて興味深かった。
冤罪と真犯人の攻防は、北欧らしく冷静だが恐ろしさは伝わってくる。
事実だと思うと、あのラストにも震えます。
きっとこういう殺人鬼はたくさんいるんだろうな。
性的な部分もあるので、女には理解しがたいものもありますが...
一番可哀そうだったのは、冤罪のせいで10年間も服役していた男。
この事件のせいで、狂ってしまった。
真実が分かったとしても現実は何も変わらないっていうのが本当に悲しい。
そして。
当時の状況にも汚職刑事にも腹が立つ。
現実には真実すら無力な時もある。
ほんと、無情。
ちょっとラストがびっくりするので余計に落ち込んでしまいましたね。
長い映画ですが、見ごたえはありましたよ。
ただ、ホラーというよりサスペンスって感じでしたね。
パッケージ詐欺感は否めませんでした(笑)
ちぶ~的連続殺人鬼度5
あんな男、気持ち悪すぎる~。犯行シーンが生々しいので女性の方はお気を付けください。