うちの周りは、住宅街っぽくなっている。
近所には子供が意外といて、夕方になると子供たちが楽しそうに遊んでいる声が聞こえる。
時々、悲鳴が聞こえてびっくりするときもあるけれど(笑)
なんだか平和だな~と、思える瞬間である。
「チャイルド44 森に消えた子供たち」の子供たちは、平和とはかけ離れた子供ばっかりでしたね~。
元ネタは、トム・ロブ・スミスのベストセラー小説らしい。
1950年代のソ連が舞台とあって政治やお国事情のせいで自由がない。
そんな中での連続猟奇殺人事件。
一人の人間としてのモラルですら守られないという厳しい環境の中で...
人権というものがどれだけ大切か、色々と考えさせられました。
もう、ずっと息苦しい。
マジでこんな時代に生まれなくてよかった、日本人でよかったと思うばかり。
色で例えると濃いグレーなのだ。
もやっとしていて、澄んでいきそうで絶対に澄んでいかない闇がチラつく。
見終わっても、きっと個々の力ではなんともならなかった国の支配が感じられる。
そこにプラスした殺人事件の真相は、ちょっとうまくまとまり切れなかった気もしますが...
スターリン独裁政権下のソ連が、一体どうなっていたのかを知るにはいいかもしれません。
自由って素晴らしい。
当たり前のような権利は、決して当たり前ではないことを忘れてはなりません。
ちぶ~的子供たち度4
ラストの展開は、ちょっと現実的ではない気もしましたが...それでもそうであってほしいと思ってしまう私もいました。