ブロガーさんたちオススメ映画。
怖いのが苦手な妹はこの映画を映画館で見たらしい。
珍しく褒めていた気がするので、気になっていた。
この「ヒメアノ~ル」は...
見てない人に催眠術をかけてでも勧めたくなるダーク青春ホラーでしたね。
恐るべし吉田恵輔監督。
アイドルとして大丈夫なのか?森田剛....
ハッキリ言って皆さんが言うほどにグロくは感じなかったが。(きっと私がホラー見すぎて麻痺しているだけ)
今の日本映画界でここまでの作品が創れるとは...
素晴らしいの一言であります。
もちろん私が通っていた学校でもいじめはあった。
この映画のようないじめではないけれど。
誰か一人を標的にして無視したり、仲間外れにしたり。
ありもしない悪い噂を作って、その人を一人ぼっちにするのだ。
私は、とにかく学校というものが大嫌いだった。
目立つ子はレベルが高いみたいな扱いをされたり、地味だとそれだけでレベルが低いとみなされたり。
日常の噂話も信じたことがない。
自分が見て聞いて確かめないと真実だとは思えないから。
学校なんてクソだ。
と、思いながら適当にしか学校に行ってなかった。
だから、いじめられている子がいても平気で近づいて友達になった。
別に一緒に仲間外れにされても痛くもかゆくもなかったのだ。
一人でも友達がいればそれでいいと思っていた。
今思うと、それくらい学校や世の中に不満だったのかもしれない。
多分、家のことも...
怖いもの知らずだったとも言える。
だから、こういう映画を見ると切なくなる。
いじめはいじめている人だけが悪いんじゃない。
それを見て見ぬフリをしている人も同罪なのだ。
ただ何もできず自分を殺して生きるしかなかった"森田"。
きっと救いを求めることすらできないくらいに精神はとっくに死んでいたのだ。
そう、いじめは殺人だ。
心を殺す悪魔の所業だ。
誰にだってある自分愛。
だけど、自分勝手すぎると誰かを失う。
人間は寂しい生き物だ。
一人では生きていけない脆い生き物だ。
最後の森田の姿に後悔がよぎった人は少なくないはずである。
ちぶ~的森田度5
アイドルの輝きが気持ち悪さに見事に変換していた!森田剛ってこんなに不細工だったっけ!?と心配になり画像検索したら全く顔つきが違うくて余計に怖くなりましたよね。