週末名画座シネマパレ では、グランドフィナーレということで勝負割引をしている。
毎週勝負の内容は変わるが、勝てば入場料金が半額になるのだ。
他にも記念スタンプが押せたりして、いつもよりもお客さんが来ているようで自分のようにうれしい。
この「必殺!III 裏か表か」も勝負!って感じかもしれない。
なぜならハマるか、ハマれないかのどちらかに分かれるタイプの作品だったからだ。
作品情報
劇場版の必殺!シリーズの中では一番評価が高い作品。
私はドラマ版で育ったのでどうしても劇場版がいつもしっくりこない。
今回も、少し期待しすぎたのである。
私は中村主水というおじさんキャラが好きだ。
演じている藤田まことのスピードが落ち気味の殺陣が特にお気に入り。
藤田まことが演じるとリアリティがある。
どこかだらしなくてけだるい動き。
だけど、斬るときはズバッと斬る。
一番好きなのは、やはり妻と義理母との3人の掛け合い。
笑わなかったときはない。
その点に対しては今回も大満足であった。
びっくりしたのは、今回はお仕事というよりも追い込まれた系だったこと。
かなり人気のキャラが死ぬということ。
で、主水がやっぱり女には弱いということ。
カッコ悪い主水もたまにはいいと思ったけれど、ちょっといろいろ長く感じた。
成田のミッキーさん(成田三樹夫)は、いじめられただけだったし。
なんか...こう!
足りないような。
ただ、未亡人の松坂慶子がエロかったのでいいということなんでしょう。
メインは松坂慶子なんでしょう、多分。
追い込まれ系だったから、いつものメンバーが違う殺陣になっていたのは見どころと言えるかもしれない。
ちょっと残念と思いつつ....
結局、楽しめたからいいんです。
懲りずに劇場版の必殺!をこれから私は見続けるでしょうね。
おまけ
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ちぶ~的必殺度4
いつもの必殺とは違う必殺でした。戦い方もいつものスタイルを貫けるほどの余裕がない感じで。そこがまた新鮮なのかもしれません。