最近、肌荒れがひどい。
と、思っていたら今度は唇がヒリヒリ。
何にヤラれたのかさっぱりわからない。
リップクリームですら染みる。
スキンケアが苦痛。
くちびるに毒を塗られたかのようにつらい...
こうなったら....
私、肌断食します!
だって、どうせならこの「くちびるに歌を」のように唇は歌いたくなるようなコンディションじゃないといけないと思うんですよ。
いかにも偽善物語。
そんな風に見える映画は絶対に見ない私。
でも、これは私の大好きな高峰秀子主演の「二十四の瞳」の現代版という異名を持っているらしいから見たのである。
ワケありな臨時教師と生徒たちの物語。
王道かもしれないけれど、やっぱりこの手の物語には誰だって弱いはず。
生きるという つらさ。
それは、子供でも大人でも与えられている試練。
十五年後の自分と今の自分。
アンジャラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」が物語を進めていく。
正直、一番驚いたのはガッキーだ。
私の中ではかわいらしく、必要以上のさわやかさを持った美少女というイメージ。
だが、ここには今まで見たことのないガッキー(新垣結衣)がいた。
ニコリとも笑わない。
ほぼ、腕を組んでいて愛想はゼロ。
いい先生になんてなろうともしない。
でも、建前とかいい人ぶろうとしないからこそ出る説得力がイイ。
確かに、きれいな物語にまとまっているけれど嘘くさくない。
そんなところが私は気に入った。
素直に感動できた。
やっぱり"歌"というパワーは絶大。
音楽が導く幸せ。
等身大の感動がとても心地よかったのである。
ちぶ~的くちびる度5
これ見た後は、誰かと一緒に歌いたくなる。爽やかな感動にこちらまで包まれるのだからすごい!