くだらなくて無意味な会話。
でも、それって本当に無意味だろうか。
その時間って結構大事だったりするのではないだろうか。
特に、学生時代ってそんなことばかりしているけれど。
その時間がないといけない時ってあったと思うんですよ。
この「セトウツミ」を鑑賞して余計に思いましたわ。
ルミエール秋田で2週間だけ限定公開ということで、最終日に行ってきました。
色んな方に「シン・ゴジラ」を見たほうがいいと言われながらもこちらを鑑賞....
さーせんっ。
この前の日に週末名画座シネマパレにて、「爆裂都市」を鑑賞しに行ったんですが...
途中で我慢できないくらいの腹痛に襲われて途中退席しちゃったんですよ~。
すごいエネルギーのある映画だったのでヤラれたのかな...
最後まで映画見れなかったので悔しかったし、体調もまだあまりよくなかったのでこのくらいの映画のほうが私にはちょうどよかったのかもしれません。
本当にただダラダラと、関西の男子高生2人が放課後に会話するっていうだけ。
それだけなんだけど。
どうしてだろうか。
ほんのり温かくて、なんとなくずっと見ていたくなるような二人。
学生時代にこういう時間は案外貴重で大切。
内海(池松壮亮)は、どこか影があって瀬戸(菅田将暉)はその真逆で太陽みたい。
だからこそこの会話は面白いのかもしれない。
くだらなくて中身がないって思うかもしれないけれど、実は違う。
分かりやすく見せたりしないから余計にそう思う。
毎日なんとなく流れていく日々。
夢とか目標とかってよくわかんない。
親も学校も鬱陶しい。
周りのみんなは何が楽しくてあんなに笑っているのか。
学校って行く意味あるの?
と、思っていた学生時代の私に見せてあげたい。
うまく言葉にできないけれど…
そんな青春をまた味わえる映画でした。
ちぶ~的会話度5
ゆるいんだけど、急に笑いのツボを押されて予想外に吹いてしまう!これを劇場で見るってかなり贅沢かもしれませんけどね~