実は、若干鉄子だったりする。
かっこいい新幹線には乗りたい。
最近は、リゾートしらかみに乗りたくてたまらない。
嫌なことがあると、そのまま電車に乗って遠くまで旅に出たくなるのだ。
「列車に乗った男」のように、人生の選択は列車に乗る瞬間に似ている気がする。
巨匠パトリス・ルコント監督作品。
もちろん、名作嫌いの私は彼の作品は一つも見ていない。
最初から斜めな角度で見たのだけど...
ええやないかーい!
と、ドはまり。
男の友情。
二つの人生。
交錯するその瞬間。
あなたはこの二つの人生を見てどう思うか。
その問いかけに私はずっと答えを探している。
人間は後悔する生き物である。
だからこそ、人は夢を持ち希望を抱く。
時には絶望し、生きることをやめようと思うことも多々。
他人と比べたらキリがない。
分かってはいるけれど、ないものねだりをしてしまうのだ。
まるで正反対のおっさん二人が、ある日出会う。
駅のホームのこっち側と向こう側。
理想の自分と現実の自分。
フランスらしいおしゃれな会話と哀愁漂う渋いおっさん二人。
見終わっても考えてしまう。
ラストの素敵な味わいに、コーヒー3杯は飲めると思ってしまったちぶ~でありました。
ちぶ~的列車度5
こんな洒落オツな列車の使い方が今まであっただろうか!おっさんがめっちゃかっこいいんですけど!!というかフランスってなんでもおしゃれに見えますな。