人って本当に感動したり。
本当に驚いたり。
衝撃を受けると言葉って出ませんよね。
いい意味でも悪い意味でも....
最近、言葉が出ないくらいの衝撃を食らってないなぁ。
だから、退屈なんだろうか。
でも、この映画みたいな経験はしたくないです、ハイ。
撮影現場で殺人事件を目撃。
耳は聞こえるが、口をきけない主人公。
人が喋れば喋るほど、人が信じられなくなる不思議。
言葉って実は軽い。
瞳は真実を語る。
こりゃ、面白い。
声の出ない絶叫がさらにスリル満点。
いいですねぇ。
特殊効果スタッフが皮肉にも撮影現場で殺人事件を目撃したことで巻き込まれるという設定。
口がきけないからストレートに事実が伝わらないもどかしさ。
一生懸命、手話をしたり信号を送っても言葉よりは伝わりにくい。
どこからがフェイクでどこからが本物か。
人間という生き物もそうではありませんか。
見た目だけで真実は明かせない。
最後までドキドキハラハラ。
信じるという感情は、自分の中でどこから生まれるのか....
ほっこりするラストも私はとっても好きでしたね。
ちぶ~的映画の裏側度5
主人公が映画の特殊効果スタッフということで映画の撮影現場の裏側を見れるところも楽しい。殺人シーンってああいう風に作っているんだぁと感心しきりでした。