会社には変な人がいっぱい。
話は毎日尽きない。
それくらいしか楽しみがないだけなんだけど。
人間観察ってやっぱり楽しい。
「鬼談百景」みたいに人間以外のものは観察したくないですけどね....
「残穢【ざんえ】 ‐住んではいけない部屋‐」 の竹内結子がナレーション。
どうやら小野不由美つながりらしい。
このナレーションがマジで怖い。
あのボソボソっとした感じと、感情をあまり声に出さない話し方が余計に怖さを駆り立てる。
作品はオムニバス形式なので見やすいし、意外と妙なリアリティがあって怖かった。
なので、感想もオムニバス形式でいきましょう。
「追い越し」 監督:中村義洋/脚本:鈴木謙一
私の知り合いにもいる。
わざわざ夜中に心霊スポットに行って肝試しとか。
言うまでもなくやめたほうがいい。
自業自得すぎて納得しかないけれど、やっぱりあの時間に長い髪の女の人を見たら....
見てないふりをするのが吉だな。
「影男」 脚本・監督:安里麻里
だ、だ、誰ですかー!?
と、とにかく音にビビった私。
夢と現実の狭間。
影は昼も夜も関係ないってのも怖いんですけど!
「尾けてくる」 脚本・監督:安里麻里
こういうのって嫌だなぁって思うわけですよ。
リアルにこういう経験をしてそうな人っていそうじゃないですか。
私は、霊感ないから分かんないけど。
霊感ある人ってずっと尾けてこられることってあるのかと思うと....
マジ、幽霊に関して鈍感でよかったと安心するばかり。
「どこの子」 脚本・監督:岩澤宏樹
学校って、絶対七不思議とかありますよね。
私が学生時代の時も流行りました。
作品自体は怖くないけど、学生時代を思い出して懐かしくなるという。
とにかく、夜遅くまで学校にいてはいけませんってことですな。
「空きチャンネル」 脚本・監督:岩澤宏樹
これはある意味、幽霊によるマインドコントロール。
幽霊にはまっていく少年。
なんでも夢中って危険ってことですよ。
狂っていく少年の姿に寒気がしましたね。
「一緒に見ていた」 脚本・監督:大畑創
うん。
これは幽霊よりも男が怖いわ。
下衆の極みだわ。
そのまま呪われてしまえ。
と、思った女子多いでしょう。
「赤い女」 脚本・監督:大畑創
これ、怖かったですねぇ。
前に見た「コワい女」に激似。
服も同じく赤い服でしたし。
都市伝説的な流れも大好物。
ガチでビビってマグカップに歯をぶつけましたね。
やっぱり、女って怖いわぁ。
「どろぼう」 脚本・監督:内藤瑛亮
ちょっとこれ見た後だと...
大家族のドキュメンタリー番組見るの怖くなっちゃいますね。
子は宝なんですけど。
ホラーだと...
もう、母ちゃんの幸薄さ加減が怖かった。
「続きをしよう」 脚本・監督:内藤瑛亮
子供のころのほうが不思議なことって多かったかもしれませんね。
もう、忘れているだけかも。
子供方が純粋だからこそ怖さも引き寄せるのかもしれません。
「密閉」 脚本・監督:白石晃士
一番見たかったのはこの白石監督の作品です。
やっぱり衝撃的。
何がびっくりってこの女の子の彼氏がかなりのチャラ男だったこと。
それが一番びっくりした(笑)
隙間とか密閉とか。
日本伝統の恐怖ですよ。
そして女の怨み。
それがホラーの最大のエキスなのですよ。
オーホホホッ。
はい、本日は以上です。
皆様も、暑い夏にホラーオムニバス映画で涼んでみてはいかがでしょーか。
ちぶ~的リアル恐怖度5
やっぱり日本のホラーって雰囲気だけで怖いです。本当に怖いっていうよりはゾ~っするって感じだけど、そこがまた日本人らしい怖さかもしれません。