一度見たけど忘れられない名画ってありますよね。
私の場合は、結構古い映画だったりするのでDVDで見るしかなかったりするんです。
同じ映画を2回見るっていうことも私はあまりないのですが...
シネマパレで、上映が決まった場合はやっぱり再見でも見ちゃうんですよ。
だって、もうフィルムで見れる機会ってなかなかないと思うので。
「マタンゴ」は、再見でしたがフィルムで見て新たな面白さを発見できたんですよ。
無人島に漂着した7人の若者たち。
先にあった誰もいない難破船。
食料も希望のない。
あるのは、キノコだけだった.....
って。なんて素敵設定なんでしょう。
2回目でもウキウキ。
追い詰められれば追い詰められるほど人間という生き物は醜くなっていく。
生きるためには、他人のことなど構っていられない。
思いやりは、鬱陶しいだけ。
そんな愚かさにキノコは浸食していくのだ。
人間って欲のかたまり。
人生は誘惑だらけだから。
無意識の罪に震える。
気づかないうちに浸食していた悪魔。
2回見ても、やはり感動。
そして、キノコ人間だけでなくキノコもたくさんの種類がきちんといたことにスクリーンで見て気づけた。
あれは、エリンギ。
これは舞茸。
等々。
見つければ見つけるほど、キノコ・マタンゴにハマる。
そして、これを見終わった後5種類以上のキノコを買ってしまうキノコ・マタンゴ・ちぶ~でした。
うん。
それが一番の恐怖ですわね。
ちぶ~的キノコ度5
あのキノコ人間は何しにきたんだろう。人間とキノコの狭間で苦しんでいたのだろうか。なんだかとても切ねぇ。