どこのうちの母親もそうかもしれないが。
言い間違いや聞き間違いが多い。
メールの文章とか、電話中の会話は予想外の展開になったりする。
昔、「着いたよ」っていうメールが「憑いたよ」になっていたときはマジでビビった。
後ろをつい振り返ったものだ。
このベネズエラの母親は日本の母親よりパンチがあるのはお国柄だろうか。
スペインホラーは面白いというのが最近の口癖だった。
もしかしたら今度はベネズエラがくるかもしれない。
そう思わせたのはこの作品がとてもうまかったからだ。
定番のおうちホラーでありながら、スペインのような展開の面白さに妙な感動が重なる。
スペインよりも暑苦しくない母親の愛情がじんわりと沁みる。
そんな独特さもまた新鮮だ。
余計なことを書くと作品を台無しにしてしまう。
過度な期待をしないでサラっと見てほしい。
そして、誰かと語りたい。
ぜひ、鑑賞された方はネタバレトークで盛り上がりましょう。
お待ちしております。
ちぶ~的マザー度5
母強しとは言うけれど、こういう強さは美しくもある。見終わってもいろいろ考えるホラーでございます。