いっつも肝心な時に物をなくす。
時間がない時に限って見つからない。
余計にパニくる。
帰ってきてから落ち着いてみると信じられないくらい分かりやすいところにあったりする。
特捜部C(ちぶ~)はあてにならない。
「特捜部Q 檻の中の女」みたいな部署はきっと未解決事件の被害者にとっては頼りがいのある存在だ。
デンマークの傑作スリラーと言えば、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズである。
そこからハマってデンマーク映画を観はじめた人も多いだろう。
だから、本当に内容が面白くないと疲れて終わることが多い。
が、これはいい。
定番かもしれないけれど、未解決事件と追いつめられた男。
久しぶりに面白いデンマーク映画、みつけちゃったよ。
タイトルが古臭いって思ったけれど。
主人公の男がニコリともしない昭和の香りのする男なのでちょうどいいのかもしれない。
(ゴリ、ゴリ男だけれども)
相棒の毛むくじゃら度がちょうどいい。
バランスがいいのでスッとストーリーに集中できる。
派手なアクションもなく、静かに事件を追っていく。
昔なら、途中で飽きたかもしれないが中年男の難しさに共感してしまいハマってしまった。
デンマークって国は一体どうなっているんだ。
と、毎度思う。
一度行ったことがあるけれど、映画みたいな暗いイメージは持たなかった。
隠された闇があるということなのか。
事件はいつもヘビーである。
社会的背景が犯罪を創る。
でも、この二人がいたら心強い。
だから、久しぶりに続編が見たい映画です。
ちぶ~的デンマーク度5
おとなしめだが、デンマークらしさがきちんとありしっかりした展開。後半はハラハラできていい感じ。