ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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どこの馬の骨「スティーヴン・キング 骨の袋~後篇~」

スティーヴン・キング 骨の袋~後篇~」





いや~。

 

世の中の嫁姑問題って根深いんですね。

 

最近、そういう話ばっかり聞きますけど。

 

韓国ドラマだけの話かと思いきや、リアルにそんな問題が起きているという衝撃。

 

「あの女はどこの馬の骨とも分からないわよ。」

 

的なセリフも他人事ならぜひ生で聞きたいですけど。

 

ほら、メロドラマ好きだから~。

 

でも、自分が巻き込まれるのは御免です。

 

 

 

スティーヴン・キング 骨の袋~後篇~」のブロスナンおじ様は、後半にきて完全に巻き込まれています。

 

 

 

そもそも全編で160分構成っていうことに無理があったことに見終わってから気づく。

 

きっと90分くらいにまとめたら緊張感があってよろしかった。

 

でも....

 

ブロスナンおじ様の流し目とかしかめっ面とか。

 

やたらキレキレのアクション描写が多くなるところは楽しい。

 

ただ、それでいいのかはわかりませんけどね。

 

 

 

日本のホラーの定番は代々恨みを引き継いじゃう。

 

淡々と気長にネチネチと呪う。

 

関わりたくないと思わせる怖さがある。

 

アメリカはというと、いっつもカラッカラなのでそういう怖さは少ない。

 

が。

 

これは日本的怖さにもっていくところが興味深かった。

 

どの時代でも悪いことはしてはいけない。

 

罪人は永遠に許されることがない。

 

私はそうあるべきだと思う。

 

許される罪なんて罪じゃないからだ。

 

消えることのない傷であってほしい。

 

どんな時も罪からは解放させることがなく苦しみ続ける。

 

そうでなくては、人間は愚かだから学習しないのだ。

 

ちょっと陳腐で安易な展開だけれど、このキングらしさは久しぶりに見て元気をもらった。

 

これからもじゃんじゃんキング原作映画を実写化してほしい。

 

売れるとか売れないとかではなく。

 

ただファンのために。

 

それくらい、キングは小説界でも映画界でも愛されている存在だと思うのです。

 




ちぶ~的ブロスナン度5

アクションを多めにしちゃうとブロスナンが輝いちゃう。やっぱりスパイ気質が彼を興奮させたんだろうな。