家の近くには福祉施設がある。
時々、リハビリ中と思われるお年寄りが道を歩いていたりする。
この前、いきなり婆さんに声をかえられて道を聞かれた。
ちょっと、異常な感じで道を聞かれたので怖くなった。
もしかして...と思ったけれど....
ただ、本当に道を知りたかった可能性もある。
地図をもっていないのか、ボケているのかという判断はできないので対処に非常に困る。
「マップ・トゥ・ザ・スターズ」もなかなかの下品なクズっぷりに対処ができなかった。
デヴィッド・クローネンバーグ監督作品。
しかもミア・ワシコウスカ。
それだけでとってもそそられる。
ジュリアン・ムーアを加えられればなおさらだ。
若干、ジョン・キューザックもいるので不安はあったが...
思っていたよりは静か。
だけど、下世話で生生しい狂気。
ハリウッドとセレブ。
この特有な視点がすでに皮肉。
ミアちゃんの不条理さが好き。
不幸と狂喜を香らせるのが上手。
疑問さえ持たないまっすぐで破滅している心。
純粋だからこそ深くて怖ろしい恐怖。
でも、私的にはちょっと違った。
始動するまで時間がかかりすぎたと思う。
まぁ、それまでジュリアンが頑張ってくれる。
結構引くくらいなレベルで。
どちらかというと、深層心理がグロイ。
血みどろ系を期待をしすぎたのかもしれないが、あまりにもスマートであっさりしていたので意外だった。
初期作品が好きすぎるからかもしれないが、物足りない気もした。
ハリウッドってもっとドロドロとネチネチしているんじゃないのかと、激しさを要求したくなった。
いや、たぶん十分悪趣味で下品な作品なんだけど。
年をとると、腹八分目がよくなるのかもしれない。
実際、私も求めたくはなったが本当にそうなったらなったで胃もたれするだろうし。
このジャンルは作る方も見る方も体力が必要ってことですね。
ちぶ~的ミアちゃん度5
いいですね~。ミアちゃんは素晴らしい。若手女優でこういう役をマスターできる女優って少ないんじゃないか。「キャリー」だってミアちゃんがやればよかったよね...