いちいち人の服を毎日ファッションチェックして一体どうしたいんだろう。
と、いつも思う。
「今日は素敵ね」
という褒め言葉ですら監視されてるみたいでいやだ。
その日の服装で会社が終わってから何かがあるんじゃないかと探ってくる人ってどんだけ暇なんだろうか。
人のチェックよりも自分のチェックをしたらどうだ。
それとも、私がチェックのお返しをすればいいのだろうか。
「監視者たち」みたいに、私は他人の行動を記憶にとどめるなんて絶対にできない。
監視専門の刑事たち。
じっくりと時間をかけて、犯人を捕まえる瞬間のためだけに集中する。
刑事映画はたくさんあるけれど、このアプローチは新鮮。
見たものと見たと記憶しているもの。
まるで超能力みたいな能力を使って犯人を追いつめていく。
またしても韓国映画のレベルの高さに唸るばかり。
私は結構ある。
「この風景、どこかで見た」っていう瞬間。
あれって夢で見たんだろう説もあるけれど、実は本当に見たことがあったんじゃないかと思う時がある。
視界に入っていても記憶に残るのはすべてじゃない。
本当は見ていたのに記憶がなくなっただけの時もある。
そんな瞬間ですら記憶にとどめることができるならやっぱりこの映画の新人刑事みたいに、それは才能になる。
まぁ、私には到底無理な話だが。
能力を使って犯人を追いつめていく攻防戦は本当にスリリング。
手に汗握るとはこのこと。
若干、チョン・ウソン氏の髪型が鼻についたが...
完全なる悪役に染まっていてよかったのではないか。
なんとなく、リメイクもありそうな気もする。
海外でも通用する巧妙さであった。
ちぶ~的チクタク度5
j時間に迫られる感じとあのカチカチと爪を鳴らすいうクセにイライラと同じくらいの緊張感を味わう。あの記憶力があったら.....私なら確実に金儲けに使うわ。