私は、静電気女である。
自己発電できる。
冬なんて火花が散るくらいの静電気を発したりする。
どうせなら携帯を充電するとか、有効活用がしたい。
いつもバチッとなるのが怖くでビビる。
それだけの能力なんて不要である。
だから「マレフィセント」うらやましかった。
あの魔力、欲しすぎるだろう。
おとぎ話には必須の存在である悪役からの視点。
本当の悪者っているのか。
そんな発想はディズニーっぽくて若干かゆい。
だけど、これは素直にいいんじゃないか。
『眠れる森の美女』は、子供のころに見たきりだけど納得できる展開が用意されていた。
真実の愛。
このひねりは、心地いい。
そうでしょうね。
この人以外にできる人はいません。
角にデーモン小暮メイク。
あのデカ唇にマッチング。
不自然さゼロ。
美しさという魔力で魅了する。
ハマリ役でしたね。
おとぎ話っていつも安易。
ちょっと知り合っただけで運命の王子様。
結局、見た目だけで幸せを見つけてしまう。
姫って結構尻軽だし。
いきなりキスされてもOKなのだ。
おとぎ話の世界にいる神様はきっと単純バカなんだろう。
この映画にはそういうのがない。
だから、素直に見れた。
腑に落ちたのである。
なんでも初めてって大きな意味を持つ。
もしかしたら人生で大きな意味を持ってしまうほどに。
それってなんだか分かるなぁ。
だって、初めて食べた味って忘れられないものでしょう。
また食べたいなぁって思うでしょう。
でも、それが実現しなければ余計に恋しくなる。
その記憶が美化されて、そのうちあれ以上おいしいものは存在しない気がしてくる。
それってとっても不思議。
事実より感情ってこと。
思った以上に人間臭いおとぎ話に、なんだか私....
考えさせられちゃいましたよ。
ちぶ~的おやおや度5
アニメでも有名なセリフに萌え!きっとすごい練習しただろうなっていうくらいアニメのイメージにもぴったりだった。それ以上に、実の娘であるビビアンちゃんがかわいくてびっくりしましたけどね。