ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

近眼物語「近松物語」


作品情報





ザ・近眼。


メガネもコンタクトも手放せない。


ずっと何かをつけているので、通勤中くらいは裸眼でいいだろうと思い何もみえないまま歩いている。


さすがに信号機とかは見えるので普通に歩く分には何も問題はないのだが...


時々、知り合いに遭遇しあいさつされたり目撃されているらしいが全く分からない時がある。


あとで、そのことを言われるとゾッとする。


自分が気づかない間に自分を知られている感じ...



週末名画座シネマパレ で見た「近松物語」もそんなところに通じるものがあった気がする。



週末名画座シネマパレ 、今週は二本入れ替え上映。


一本目にコレを見た。


知識ゼロで見たからなのか。


昔ながらのよくあるメロドラマなのに、最後まで冷めることなく見届けられた。


怖すぎる太鼓の音色。


愛の逃避行。


金か。


愛か。


女にとっては永遠のテーマなのか。


溝口監督作品だからというよりも、愛と罪をシンプルに描いた名作だと思う。




女が生活のために結婚を選ぶ。


そこに愛が全くないとは言わないが、本当の愛を知らないままで結婚をするのはリスクが大きい。


無知が無知ではなくなったとき、世界が変わる。


男の想像以上に女は強い。


愛という力を手にした女ほど厄介なものはない。


泥棒は犯罪である。


だが、人の感情を盗んだら犯罪か。


人の想いほどどうしようもならないものはない。


韓国では不倫されたら訴えることができる法律があるらしいが...


そんなバカな法律で人の気持ちを制御できるならどの国もそうしているだろう。


大体、縛り付けるようなことをしても火に油をそそぐようなもの。


余計ドラマティックやないかーい。


と、言わんばかりにその不誠実な愛は美化される。


二人にとってそれが真実な愛だったら二人は幸せだ。


だけど、そのために不幸になる人がいる。


要は、何かを得れば何かを失うという法則の元に世の中は成り立っているのだ。


これは美しい物語ではない。


人の想いも出来事もただ流れゆく時間。


愚かでも浅はかでもそれが愛だというなら愛なんです。


だからこそ、愛は怖ろしくて素晴らしい。


死んでも終わることのない物語なのです。










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男も女もアイラインを塗りまくり。あの流し目に切なくなること必至。やっぱりふるまいから立ち回りからすべてがジャパンなんですね。


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