最近、本気で怒っていない。
イラっとくることはあっても、はらわたが煮え返ることはない。
年...
年なのかしらと急に不安になる。
と、同時に昔は一体なぜあんなにも怒れたのだろうかと不思議に思うばかり。
でもね。
「ドラゴン・コップス -微笑(ほほえみ)捜査線-」にはさすがに怒るよ。
はらわたは煮え返らないけど、半ゆでくらいまでにはなる程度ですよ。
ジェット・リー兄貴の久々のアクション映画。
本国では大ヒットとの噂。
期待するでしょう、そらぁ。
見たらびっくりよ。
何がアクションコメディだよ。
これ、全然笑えネェよ。
何がドラゴンだよ。
と、終始私が怒りのドラゴンと化しました。
思い出した。
中国のアクションコメディってもともとこんな感じでずっとすべりっぱなしだった。
最初、「少林寺サッカー」を見た時も汚くてくだらなすぎて鼻で笑いましたもの。
でも、あれはちゃんと面白かったからダサくても許せた。
なんだよ、これ。
すべてが陳腐。
めっちゃ映像処理しまくり。
私のジェット兄貴はどこへ。
全然面白くない。
これで笑えるほど、私の笑いのレベルは低くない。
そもそもなぜアクションコメディに逃げたのか。
いっそのこと、アクションにするかコメディにするかハッキリしてくれた方がよかった。
ジェット兄貴にコレをさせた監督にイラっとボール100個分くらいの怒りをぶけまくり。
もはや何が微笑み捜査線だよと邦題にまでイラつく始末。
どうかまた、カッチョエエジェット兄貴に会えますように。
と、流れ星にお願いしたい。
ちぶ~的ドラゴン度1
色々となめとる。ドラゴンでさえなめてる。大体、にやにやしながら捜査してんじゃねぇ!と、チョップを食らわしたい。