どんなことも急ぐとその代償が伴う。
雑になったり忘れていたり。
時間に追われているとそういうことが増えてしまって損をする。
ゆっくりできる時がきたらあれもしようこれもしようと思っているんだけれど。
なかなかそのゆっくりがやってこない。
こんなに生き急いでどうするのか。
この抜け落ちてしまった穴はいつ埋められるのか。
「マッドマックス」のように取り返せないものもあるのだから、出来るうちになんでもしておかねばと思う。
近未来と暴走族。
途中まで近未来に気づけなかった私。
これが有名なカーチェイスかと唸るばかり。
79年の映画とは思えない洗練されたアクション。
現代に近い残酷さ。
間違いなく名作ですと敬礼。
プリっぷりのメル。
そりゃぁ、こんなにもハツラツとしているメルにはどんな悪党もギブでしょう。
泣かせて黙らせる。
それが本当の男。
正義なんてクソくらえ。
愛するものを失った怒りがマックスを走らせる。
どこまでもどこまでもやめない、やめれない悲しき復讐の果て。
なんて、切ないんだ。
きれいごとも哀れみもない。
ただ怒りがまっすぐに突き刺さってくる。
真っ白でピュアな心が真っ赤に染まる。
なぜこの作品が今も愛され続けているのか。
見るまでは不思議だったけど見たらよく分かる。
これは新作も期待。
暴走族をこんなにもかっこいいと思ったのは初めてです。
ちぶ~的マックスのマックス度5
どんだけすげぇ車なんだ。アクションシーンなんて本物にしか見えません。この時代のアクションって作り込んでいないから余計怖い。
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