ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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私は告白しない「妻は告白する」

「妻は告白する」

 

簡単になんでも告白する人がいる。

 

時と場所、相手をわきまえずに。

 

そんな人を見るとハラハラする。

 

私は意外と考えて行動するタイプなので本当に信用できる人にしか何事も明かせなかったりする。

 

ありの~ままの~。

 

という状態は時にとても恐ろしい。



「妻は告白する」の告白のように、この世の夫がビビって当然の告白もあるのだ。



若く美しい妻。

 

パトロン的年上の夫。(金持ちじゃないけど)

 

女はなぜ結婚したのか。

 

夫はなぜ妻を愛したのか。

 

男と女のミステリー。

 

夫と妻とある男。

 

女が手放したかったのは一体...

 

裁判劇としても圧巻のミステリー。

 

これを知らずに若尾文子のファンだと言っていた自分をブン殴りたい。




女の結婚に対する考えと男の結婚に対する考えはまるで違う。

 

愛しているからという理由だけで結婚する人は実際のところどれくらいだろうか。

 

特に女は...

 

今でも女性の場合、社会的地位は男性より弱いところがないとは言い切れない気がする。

 

独り身の女性への世間の視線はやはりどこか冷たい。(→思い込み?)

 

独身の男性はむしろ独身貴族とか言われもてはやされる。

 

女には結婚、出産、子育てがある。

 

男にもあるはずなのに、その責任はやはり女に偏りがちだ。

 

それは致し方ない。

 

男女平等なんて、私は正直ただのきれいごとだと知っている。

 

だって、男と女は見た目から中身から違うことには変わりないのだから。

 

だからこそ女は男を求める。

 

男が女を求めるよりずっとだ。




これは、ある妻の告白である。

 

が。

 

それだけではない。

 

その告白にすべてが見えてくる怖さがある。

 

妻は女であり、夫は男であったのだ。

 

美しき愛。

 

あのラストにハッとする。

 

自分の汚れた目をこすりまくる。

 

あの婚約者のセリフがこだまする。

 

人を愛するってどういうことか。

 

いやぁ~、これが増村保造若尾文子のコンビによる最高傑作か....

 

ただただシビれましたよね。





ちぶ~的衝撃告白度5

どうせなら甘い告白希望。でも、美人の告白されるときは気を付けましょうね。