小さい時、けがをして大泣きをするとよく「痛いの痛いの飛んで行け~」と親がなだめてくれたものだ。
今こそ、そのおまじないが必要だと思う時がある。
つらくても苦しくても大人になれば自分でなんとかしなくてはならない。
仕事で泣きたくなったり、人間関係で悩みすぎて気持ち悪くなったり。
そんなときは自分でおまじないでもして乗り越えるしかない。
なんとかなると思えればまた前に進める気がするから。
「エコエコアラディア ウィッチ・マーク」みたいに300年もかかるのは困るんですけど。
目の前で人を呪う勇気。
ぜひ、見習いたい。
かなり長めの呪文で壮大に。
あれ、覚えないと魔女になれないということは魔女にも教養は必要ってことなんですね。
なんだかすごい呪いのはずなのに、効果は300年以上後。
もう、だれもが忘れてるよね...
で。
きっかけが300年後。
お遊び半分で目覚めさせちゃったというしょうもなさ。
そんなに憎いなら最初っから、呪いじゃなくて普通に殺せばいいのにと思うのは邪道か。
でも、この魔女はめげない。
とにかく唱えまくる呪文。
観ているこっちが呪われそうなくらいしつこい。
これが本当のオカルトなのか。
何にも怖くない。
そこまで不気味でもない。
だけど映像の古さとどこまでも魔女で通すロック魂がいい感じ。
70年代の魔女を知るにはいいかもしれませんよ。
魔女っ子ちぶ~だったら、確実に血が見たいところですけどねぇ。
ちぶ~的魔女魔女度4
ちょっと変わった効果音とコテコテの魔女っぽさはいいかも。ただ、結局何がしたかったのかはわかり魔変。