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正夢ならつらいよ「男はつらいよ 望郷篇」



作品情報




朝、目が覚めてなんだか嫌な気分の時がある。


一生懸命思い出そうとするんだけど、もう分からない。


きっと、よくない夢を見たんだろうと推測する。


後に、それが正夢になったのであろう瞬間が訪れたりもする。


この景色、どこかで見たことがある。


そんな感覚は、夢で一度体験しているからではないだろうか。



男はつらいよ 望郷篇」の夢もそういう感覚からきている気がする。




夢から始まる故郷。


虫の知らせもあるが、夢の知らせもある。


故郷への想い。


家族への想い。


一度きりの人生。


生と死がある限り、後悔は人生につきもの。


だからこそ、今誠意をもって生きるべし。


そんな大人でストレートな教訓がここにある。




冒頭の夢。


決意させる胸騒ぎ。


あまりにも自分に近いものがあったので感情移入。


子は親を選べない。


だけど、親子という事実は一生変わらない。


どんな形であれ血は縁とも繋がっている。


親と子だからこそ、きれいごとで計れない。


わざわざ美化しない山田洋次


やっぱり、この男はひどい。(褒め言葉)



人が変わろうと決意するときって些細なことかもしれない。


自分に不安を感じたり、家族のことを考えたり。


長続きしないってのもありがちである。


結局、自分は自分であって別人になることは到底できない。


寅さんの場合、完全なる下心がそうさせるパターンが多いのだからなおさらだ。


そして、つい共感してしまうのだ。




ドラマ版でさくら役を演じてた長山藍子がマドンナ。


私的には、「渡る世間は鬼ばかり」と印象しかなかったのでびっくり。


清楚でかわいらしい印象は二人とも似ている。


Wさくら共演には得した気分になった。



故郷へ帰りたいとき。


それは、自分を見失って見直したくなったときではないだろうか。


故郷は原点だから。


また、前に進むために懐かしむ。


進もうとして戻ったとしてもそれですら自分。


自分であることを認める。


それが進むための大きな一歩であることは間違いない。









ちぶ~的サクラ度5ブーケ2ブーケ2ブーケ2ブーケ2ブーケ2

素朴な美しさの長山さん。正統派美人の倍賞さん。どちらのさくらも好印象。ちょっと鈍感すぎる長山さんに胸キュン。


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