なぜでしょう。
来月から新しい環境になるのに、急に忙しい。
毎日のように予定がびっしり。
映画も見なきゃならないし、絵も描かなきゃならないし。
ボランティアにも行って、飲みにも行って。
要は遊んでばかりなんですが。
貧乏暇なしとはこのことです。
この殺人的スケジュールをこなして、来月からまたしっかり頑張らねばならん。
「エクスタミネーター」みたいにおかしくなったりしている場合でもないのですから。
え。
おら、びっくらこいた。
タイトルとパッケージ画像からして、勝手に「ターミネーター」もどきのアクション映画かと思ってみたのに...
これはガッツリなバイオレンスですよ。
ベトナム戦争帰りってのは危険。
戦争がもたらした傷跡は怒りに変わる。
エクスタミネーター(処刑人)の暴れん坊ぶりを見よ。
まず、パッケージ画像のイメージは拭い去った方がいい。
こんなマッチョでもないし、ギラギラなアクションでもない。
これは、ホラーとも言える人の心に棲んでしまった狂気の話。
感情移入は無用とばかりに、妙に冷静沈着に処刑していく様が不気味すぎる。
この男に迷いはない。
自分はまるで正義のヒーローかのように社会を罰する。
冒頭から始まり、凄まじすぎる処刑の数々。
マジかよ。
と、口が開いてしまうレベルのバリエーションである。
戦争ってここまで心を麻痺させてしまうのか。
男の中には、悲壮感すらない。
戦争に置いてきてしまったモノ...
同情すらさせない男。
すべてが戦争のせいとも言い切れないところが一番怖い気がする。
行き場のない空虚が怒りに変わる。
燃え尽きることを知らない炎は、ただ広がるだけ。
哀れむことも、悲しむこともできない。
そんな途方もなさすぎる闇。
だからってなんでも許されるわけじゃない。
どこにもきれいごとがないから、また行き場を失う。
で、書いてる私も行方不明になるのである。
ちぶ~的処刑度5
すべてを見せるわけじゃないからグロさはないけど、想像すると...妙にあの処刑シーンだけは力が入っている!ホラー好きにはよろしい。