ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

殺人的スケジュール「エクスタミネーター」

「エクスタミネーター」






なぜでしょう。

 

来月から新しい環境になるのに、急に忙しい。

 

毎日のように予定がびっしり。

 

映画も見なきゃならないし、絵も描かなきゃならないし。

 

ボランティアにも行って、飲みにも行って。

 

要は遊んでばかりなんですが。

 

貧乏暇なしとはこのことです。

 

この殺人的スケジュールをこなして、来月からまたしっかり頑張らねばならん。

 


「エクスタミネーター」みたいにおかしくなったりしている場合でもないのですから。

 



え。

 

おら、びっくらこいた。

 

タイトルとパッケージ画像からして、勝手に「ターミネーター」もどきのアクション映画かと思ってみたのに...

 

これはガッツリなバイオレンスですよ。

 

ベトナム戦争帰りってのは危険。

 

戦争がもたらした傷跡は怒りに変わる。

 

エクスタミネーター(処刑人)の暴れん坊ぶりを見よ。

 

 

 

まず、パッケージ画像のイメージは拭い去った方がいい。

 

こんなマッチョでもないし、ギラギラなアクションでもない。

 

これは、ホラーとも言える人の心に棲んでしまった狂気の話。

 

感情移入は無用とばかりに、妙に冷静沈着に処刑していく様が不気味すぎる。

 

この男に迷いはない。

 

自分はまるで正義のヒーローかのように社会を罰する。

 

冒頭から始まり、凄まじすぎる処刑の数々。

 

マジかよ。

 

と、口が開いてしまうレベルのバリエーションである。

 

戦争ってここまで心を麻痺させてしまうのか。

 

男の中には、悲壮感すらない。

 

戦争に置いてきてしまったモノ...

 

同情すらさせない男。

 

すべてが戦争のせいとも言い切れないところが一番怖い気がする。

 

 

 

行き場のない空虚が怒りに変わる。

 

燃え尽きることを知らない炎は、ただ広がるだけ。

 

哀れむことも、悲しむこともできない。

 

そんな途方もなさすぎる闇。

 

だからってなんでも許されるわけじゃない。

 

どこにもきれいごとがないから、また行き場を失う。

 

で、書いてる私も行方不明になるのである。

 

 

 


ちぶ~的処刑度5

すべてを見せるわけじゃないからグロさはないけど、想像すると...妙にあの処刑シーンだけは力が入っている!ホラー好きにはよろしい。