急にハンバーガーを無性に食べたくなる時がある。
田舎の実家にはマックすら近所になくて...
市内に住んでいた、いとこの家に遊びに行くたびにマックに行ってハンバーガーを食べた。
当時はごちそうだったのである。
今じゃそこらへんにあるけど。
大人になってからは、マックではなくモス派になった。
モスバーガーのオニポテセットを食べて、帰宅したら「悪魔の毒々バーガー ~添加物100%~」を発見しちゃったから鑑賞。
ハンバーガー食べた食後はあれだったかな...
*ちなみに私はホットドックを食べながら臓器丸出しのスプラッターホラーを見てしまう女です。←ってどんな女だよ
大体、悪魔の毒々~という邦題をつける時点で危険度MAX。
トロマ作品でもないのに。
明らかにタイトルだけでなんとかしようとしている感。
だから期待なんてゼロ以下からですよ。
予想通りの始まり。
あ~ハイハイと見るわけです。
.....と思っていたんです。
あれ。
これはちょっと笑える。
くだらなすぎて。
お腹いっぱいの胃袋にちょうどいい具合の笑いを与えてくれるから消化促進効果。
意外と楽しくて拍子抜け。
でも、まぁやっぱりさっき食べたハンバーガーが心配で不安になったことは言うまでもございませんけどね。
あれ
父ちゃんが「デッド・カーム/戦慄の航海」 のビリー・ゼイン。
その恋人役の女優さんの名前はショーナ・マクドナルド。
っていうだけでちょっと満足。
マクドナルドって...わざとだろうか。
キャスティングがうまい。
ハンバーガーはまずそうだけど。
従来のゾンビ映画をきちんとなぞりつつもオリジナリティもあり。
とってもゆる~いんだけど、それが逆におかしくてたまらなくなったりする。
ちょっと日本的な笑いの取り方が好き。
どいつもこいつも追い込まれると普段言っちゃいけないことをいいまくったりする。
言い争いがノリノリなのでこっちもつい巻き込まれちゃう。
それぞれのキャラ設定も何気にうまい。
で、肝心の添加物100%の悪魔の毒々バーガーさんのご登場。
まさかのう、う、う、う○こ氏を平たくした造形。
顔にくっつかれると余計...
私の数時間前のバーガーさんとの記憶が私を地獄へ引きづり込む。
私が食べたのはこれじゃないと言い聞かせるので必死...
あ、食事中の方にはすみませんね。
次からモス行くのは躊躇しそう。
期待がゼロ以下だったせいもあるけれど、これは意外にイケるはずだ。
私の脳味噌は、ホラー添加物100%なので最近よっぽどではない限り許せるようになったのだ。
こういう映画を売るためにとりあえず"悪魔の毒々~"というタイトルをつけた映画はまだあるらしいので、見てやろうと思う。
そして、いつか私の脳味噌は添加物でもなくなる日が来るに違いない。
ヒヒっ。
ちぶ~的毒毒度5
とにかく娘の態度が悪い。口も悪い。かわいいから許せるけれど...彼氏にも父ちゃんにもドSなのはちょっと共感である。