会社のババァがめっちゃ私的感情で仕事をしやがる。
生き生きしながら人の粗探しをする。
きっとそれが生きがい。
本当に分かっていて仕事ができる人なら別にいい。
もちろんそうではないので迷惑なのだ。
あのパワーはどこからきやがるんだ。
信じられないくらいの食欲からだろうか。
昼食は、パスタ大盛りとおにぎりとパン。
どんだけ栄養とるんだよ。
どこまででかくなる気だろうか。
態度も体もパツンパツン。
きっと、あれは「大江山酒天童子」にも出てくるような人間の顔をした化け物に違いない。
大映オールスターキャストが勢揃い。
ちょうどこの年代の映画を見漁っているので全員顔見知り。
キリッとちょいエロの雷蔵様。
ド迫力の一夫氏。
悲しげな姿も美しい山本姐さん。
やっぱり若い時はキュートな玉緒ちゃん。
今回は地味な勝新。
今回も正義感丸出しの本郷君。
等々、一人で主演を飾れるような役者ばかり。
もう、妖怪とかどうでもよくなる豪華さを堪能する映画なんでしょう。
衣装もメイクも濃いめ。
なぜ、あんなにも眉毛の角度が急なのか。
なぜ、あそこまで髪の毛を切りこんでしまうのか。
あの、かつらはどこに売っているのか。
気になることが多すぎる。
この時代の精一杯の特撮もまたいい。
こだわりの感じられる怪奇映画。
ただ、114分は長すぎるけれど。
損はしない。
この時代を感じるにはいい作品じゃないでしょうか。
ちぶ~的妖怪度4
色々出てくるよ!怖くはないけれど、工夫された妖怪がいっぱい。ちょっと洋風?と思わせるかっこよさもなかなかいいです。