
なんでだろう。
今月は金がない。
9月って忙しい。
引っ越しもしたし、毎週のようにびっしり予定が入るし。
すでにお金がない。
それでも行きますとも。
リリー三部作を見終えたばかりの私。
記念すべき1作目を劇場で観れる幸せ。
シネマパレの粋な作品チョイス。
おかげで私も寅っ子ですよ。
本日の「パレはつらいよ」 特別上映&イベントに行けないことだけが無念です。
※ネタバレしている気もしますが、していない気もします。お気をつけてご覧くださいませ。
映画版の一作目。
シリーズは、なんでも最初が素晴らしいという法則。
もちろん素晴らしい。
だけど、マドンナはやっぱりリリーを超えていない。
私的にこの一作目のマドンナは妹を演じた倍賞千恵子。
登場シーンでハッとした。
まるで人形みたいなかわいさ。
私は、年をとってからの倍賞さんしか知らなかったのでリリー三部作を見た時も驚いたけれど。
この1作目のかわいさはなんなんだ!
そりゃ、モテるわ。
しかも性格も美人。
控えめで家族思い。
あんな兄貴をもっても健気に待ち続けるんだから。
やっぱり、女ってかわいげってもんが大事なんですよ。
愛嬌ってやつは、最強ってことですな。
前田吟の凛々しくキモイプロポーズからの結婚式が絶品すぎる。
泣いたり笑ったりで大変。
なんですか。
あのくだりの面白さは。
キラキラネームの難しさはあの時代からあったわけで。
誤魔化し方が最高で笑い泣き。
私もよくやるあやふや?聞き取れない?作戦。
それをいい感じに繰り返されるものだからたまんない。
それなのに、あれはずるいよ。
絶対に泣くでしょう。
親子の愛って失ってからじゃないと気づけなかったりするのよねぇ。
と、号泣。
ハンカチ忘れたことを後悔。
最後はバターで決めちゃう。
私、最初なんのことかわかりませんでしたけど。
あれは写真撮るときにぜひ私も使いたいフレーズですわ。
やっぱり、家族っていいなぁ。
誰かを好きになるっていいなぁ。
酸いも甘いもあるからこそ人生はあったかくなる。
ここから始まった寅さん。
下品で空気が読めないけれど、みんなに愛される寅さん。
劇場を出るときは笑顔でいっぱい。
不器用だけど、人情溢れる寅さんの余韻に浸りながら食べたラーメンは格別でございました。
ちぶ~的大ゲンカ度5
どうしてこうも喧嘩するだけで面白いのか。あっちにきたりこっちにきたり。絶妙すぎるタイミングに映画だということを忘れてしまうのです。