※ネタバレしている気がします。お気を付けください。
妹のランプがどう見てもお盆の灯篭っぽい。
見ていると、お盆になった気がしてくる。
なんだか寂しい気持ちになって、あれが食べたい!
と思ってしまう。
引き続き、シネマパレの「男はつらいよ」の上映に合わせて鑑賞しているが、その中でも出てくるメロンのことである。
リリー三部作の2作目、「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」ではメロンが大活躍なのだから。
冒頭は、パイレーツオブカリビアン状態で開始。
放浪と荒波。
全く似合わない海賊寅次郎。
こんなにも寅次郎DNAは濃いのかと驚愕。
いや~、今回も荒れまっせ。
どこで何をしていても寅さんはずっと寅さん。
旅先の出会いも、その縁も寅さんだからつながるんだ。
おとぼけフェイスの船越英二がゲストというのも面白い。
普通のおじさんの役を初めて見たかもしれないが、やっぱりコメディもできる芸達者な人だ。
私的には前回見て大好きになったおいちゃんが変わっていたことが寂しかった。
慣れれば違和感がなくなるのだろうか...
今回も笑った喧嘩。
今回も笑った喧嘩。
メロン騒動がおかしくってたまらない。
この時代にメロンは高級品だったからというのもあるだろう。
我が家では今でも高級品だから余計に共感。
食べ物(しかも高級品)の争いって家族喧嘩の定番。
くだらないようであの喧嘩には男と女の価値観の違いが大きく出てる。
その時代背景だって見えるんだから侮れない。
またしても気遣いが裏目になる。
なんでもタイミング。
ちょっと間違うと全然違う方向に向かってしまうんだよなぁ。
人間って厄介な生き物だぜ。
と、うなずきながら見てしまった。
リリーさんが再登場。
またしても寅さんを惑わせる。
男はこういう女を放っておけない。
...気がします。
女って色々あるんですよ。
リリーさんみたいな女は、色々あればあるほど口に出しません。
だから、男から見たら惑わせているように見えるのでしょうか。
相合い傘は、愛情表現の一つ。
あのシーン、憧れますね。
ツンデレ寅さんに男を感じ、喜ぶリリーさんに女らしさを感じる。
二人の最後はえらく切ないけれど、男と女の複雑な心情が描かれていていいですねぇ。
早く、またリリーさんに会いたいなぁと寅さんみたいに私も思っちゃう。
ついはまって仕事から帰ってきてから2本連続寅さん鑑賞しましたが、疲れるどころか癒されてぐっすり眠れました。
次は一体どうなることやら。
ちぶ~的騒動勃発度5
このメロン騒動は傑作!!すべてが完璧すぎる!!私も喧嘩するならこれくらいのレベルの高い喧嘩をしよっと。