ブログに自分の絵を載せるようになってから、なんでも絵にするときの視点で見るクセがついてきてしまった。
絵は、特徴を捉えるのがすべてなのだ。(私の場合)
昔から絵を描くことは好きだったがご存知の通り今も落書き程度。
小さいころは、よく一日中絵を書いて遊んだものだ。
「ペーパーハウス/霊少女」を見て思い出したのである。
学校に行きたくなくて現実逃避していたとき、画用紙いっぱいに自分の好きな世界を描いた。
そして、その絵の世界に自分が行けるかもしれないと願って。
まさにこの少女と同じ時が私にもあったのである。
共感しすぎて泣けちゃう。
孤独と行き場のないイラ立ち。
絵の世界へ逃げるかのように描き続ける。
夢のある不思議なホラーファンタジー。
なんですけどね。
ちょっと少女の絵がヘタクソすぎて笑っちゃった。
ここから再現してくれた霊パワーがハイレベル。
絵がヘタクソでも、現実と夢の世界の行き来してしまう。
この前見直した、「エルム街の悪夢」 とはまた違うアプローチが面白い。
どこからどこまでが自分の妄想なのか。夢なのか。
少女の悪夢の正体とは...
思春期ってやつをホラーファンタジーに変換。
ラストまで見るとすべてがつながってくる。
父親。
淡い初恋。
子供でも大人でもない自分。
不信感が不安定を惹きつける。
最後まで切なさが漂う。
それは、自分にもあった葛藤だったからかもしれない。
ちぶ~的ヘタ絵描き度5
この設定ならもっと絵をうまい子を採用した方がよかったんじゃね?と思うこと必至。海外の子供の絵のレベルはこんな感じなの?と、とても困惑した。