ホラー映画さえあれば!

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怪人カリカリ「怪人カリガリ博士」

暑くてだるくてカリカリ。


あまりにカリカリして仕事まで辞めたくなった。


怪人カリカリはこのままじゃいけないと立ち上がった。


帰りにチャリ屋に寄ったのである。


そして立派なチャリ子を衝動買い。


冬を越すと絶対にチャリを腐らせてしまうけど、今回は大丈夫。


冬期間は、チャリを預けられるのだ。


しかも受け取るときは点検までしてくれる。


なんと、素晴らしいことか。


これで、少し道が開けた気がします。



「怪人カリガリ博士」は、扉を開けると迷宮入りしちゃいそう。
解説....
自動車の故障により、謎の人物カリガリが住むとある屋敷を訪れた一人の女性、ジェーンが体験する恐怖と幻想の世界を描いたサイコ・ホラー。






1961年の作品とは思えないくらいのセンス。

白黒映画でここまで魅せてくれるとは....

と、圧倒されることばかり。

ありきたりなストーリーから始まるジェーンの奇妙な体験。

印象的な映像がさらに見るものを惑わせる。

扉の向こう。

自分の知らない世界。

いざ、出陣。




冒頭からどうも主人公であるジェーンのヒステリックな態度のせいで感情移入できなくて困った。


騒いでばかりでなかなか行動しない。


理解できないような言動を聞き、行動を目にし不信感を募らせる。


ここは一体なんなんだ。


この人たちの目的は....


こんなに古い映画なのにラストでグラっときた。


いや、酔っぱらってないですよ。


ちょっと晩酌しながらみましたけども...




扉を開けた瞬間、カリガリ博士の顔が見えない。


博士の陰影がとても印象的で不気味さを漂わせている。


階段は長く、自分のいる場所が分からない。


過去と現実が入り混じる。


ふと、今はどこにいるのか自分を見失う。


ジェーンの混乱と恐怖が映像で映し出される。


深層心理を覗いているような世界観。


影がどこまでも追ってくる。


ぐるぐる回る。


どこまでもどこまでもそこからは逃げられない。


分からないという恐怖。


自分の気持ちとは裏腹に行動できないもどかしさ。


見入っているうちにジェーンの鬱陶しさはどうでもよくなってくるから不思議である。




正直、ラストは短絡すぎる気もする。


結び方が終わらせるためのご都合主義になってしまって。


それがこの時代らしさともいえるのかもしれない。


そもそも存在自体が偉大なのだからこれで十分だろう。


過去の名作は繰り返される。


しかも今よりも優れた形で過去に残っている。


過去を越えられないくらいの映画がある。


まさか、これも怪人カリガリ博士の仕業だったのだろうか。







ちぶ~的カリカリ度5叫び叫び叫び叫び叫び

冒頭からイライラするのは私だけだろうか。あの態度が鬱陶しくて仕方がない。でも、それを上回るほどカリガリ博士威力が素晴らしい。


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