ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

復讐の声が聞こえる「復讐の歌が聞える」

確かに。


その通りですよ。


否定もできません。


分かり切っている。


当たり前のことを言われて怒れるか。


怒りよりもグサッと突き刺さったトゲが抜けない。


が。


私は負けず嫌いだ。


なぜ、私が落ち込まねばならぬのだ。


見ておれ。


ここからが本番じゃ。


と、立ち直ったら復讐の声が聞こえた。



「復讐の歌が聞える」は、歌が聞こえるらしい。

解説...

殺人百科を身につけた凄い男が復讐のページを開く!狂犬、模型飛行機、熱湯風呂とありとあらゆる手段で殺人を犯し、復讐を敢行する主人公。その裏に潜む13年前に仕組まれたドス黒い罠に挑むミステリードラマ。本作で銀幕デビューとなる原田芳雄が復讐に燃える男を熱演。





原作は石原慎太郎の『青い殺人者』。


石原慎太郎が作家議員として初めて自ら脚本した作品。


どうも今見ると2時間サスペンスくらいの感じにしか見えない。


淡々と殺していく復讐者。


これがデビュー作とは思えないフレッシュさゼロの原田芳雄


このハードボイルド、淡泊すぎる。


当時の印象としてはどうだったのだろう。


ラストの決闘シーンと金魚だけが妙に印象に残る。


ちょっと不思議な復讐劇。




殺って殺って殺りまくる。


予想以上にターゲットが多すぎて、ただ数をこなしていくように見えてしまう。


流れ作業の工場みたい。


憎しみや悲しみのドラマが足りな過ぎて感情移入しにくい。


途中まで、実はロボットですみたいなSF的展開もありうるのかと疑った。


単調な殺人。


緊張感に欠ける展開。


ほぼ無表情で殺人をこなしていく様は、職人並み。


しかもバラエティには富んでいる。


ハイスピードで進んでいくのは、きっと時間がなくて急いでたんでしょうね...


復讐への野心は本当に燃え盛っていたのか。


その冷静さはなんだ。


そんな得体の知れない気味悪さがある。


それは狙っていたのか、ただのズレだったのかは私には分からなかったのです。




野暮ったいラスト。


不自然に長くリアルな格闘。


人の殴り合いを見てあくびが出たという驚き。


どこでもいいから、ガツンとキラッとできなかったものか。


あの金魚に私は何を思えばいいのか.....


ただ、トランプを置いていくところは好きです。


復讐した後にはトランプを。


なるほど。


勉強になりますね。




ラブラブおまけラブラブ

怒りは食欲に変わるナイフとフォーク

ボリュームたっぷりで満足ブタ音譜


ちぶ~的殺人度4ビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク

結構過激なストーリー。容赦なく殺していくあたりはハッキリしていて悪くない。もっと感情のある主人公に仕上げていたらと......もったいなく思う。

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村

blogramで人気ブログを分析


人気ブログランキングへ