ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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ゾンビ暇人「ゾンビ処刑人」

なんだ。

 

この暇具合は...

 

暇なときに勉強すればいいと思うのだが、暇すぎるとそんな気力も起きず....

 

ゾンビみたいに脳味噌が腐っていく。

 

生きた屍とは今の私のことである。

 

せっかく新しい服を買っても着ていく気力もない。

 

化粧も面倒くさい。

 

ただ今、ゾンビ中です。



だから妙に「ゾンビ処刑人」のゾンビに親近感を感じちゃったのでしょうか。

「ゾンビ処刑人」



あらすじは....

不慮の死を遂げた青年バート(デヴィッド・アンダース)は墓場でよみがえり、ゾンビとなって親友ジョーイ(クリス・ワイルド)を訪ねる。普通の食事を体が受けつけられず、生き血を求め病院で輸血パックを強奪していたところを強盗に襲われるが、難なく強盗を倒す。そして悪人退治のついでに血をすすることを思いついた2人は、「夜回りゾンビ」として街の悪人どもを成敗し、話題を集めるが……。





人間の終わり。

 

もし、それがなくなったら?

 

そう考えただけでもぞっとする。

 

どうして自分がゾンビになったのか。

 

生き続けていくことで背負わされた怖ろしい代償。

 

ブラックジョークだけかと思いきやとてつもない切なさが襲ってくる。

 

ゾンビも人間だった。

 

そんな哀愁漂うゾンビ人間ドラマの秀作。




飽きている。

 

ドラキュラ、ヴァンパイア、ゾンビ。

 

混乱している。

 

もうどれがどれだか分からない。

 

映画界ではこれらを多種多様に扱い視聴者を飽きさせないようにと必死だ。

 

死なない人間が増える。

 

そこに、きっと死よりも怖ろしい永遠の生を見ているのだろう。

 

もう死だけでは現代社会は満足しない。

 

それがあのラストにもつながる気がする。





案外笑えて、案外グロイ。

 

男の友情にも嫉妬があり、男の愛も永遠を求めている。

 

斬新な角度から楽しめるゾンビドラマは痛快で皮肉たっぷり。

 

人間だったゾンビがゾンビになってからみる世界。

 

悲しくて切なくて。

 

こんな寂しさがあるゾンビはめったにない。

 

だらけてしまうところもあるけれど。

 

ちょっときったねぇけど.....

 

人間臭いゾンビもたまにはいい。(死臭も放つけど)

 

あぁ、今日も人間でよかった。

 

そう思わせてくれる。

 

なんだかんだ言っても人間愛に溢れている。

 

が、かな~り切ないのでハンカチ用意しましょう。

 

夜中に一人で飲みながら見るのは危険かもしれまへん。





 

ちぶ~的やっちまったな度5

もし、自分もゾンビったらこうなるかもというリアル。ゲロるシーンは壮絶に汚いけれど、ゾンビったらそうなるかもという予感。