一番好きなバンドLinkin Parkのニューアルバム「The Hunting Party」 が届いた。
初回限定盤でステッカーとライブDVD付。
相変わらずのクオリティ。
常に新しさを追求するプロフェッショナルさにいつも感銘を受ける。
驚くのはライブDVDの音声が吹き替えなんじゃないかと疑うくらいの完成度の高さだ。
チェスターの歌声は天使の歌声。
マイクのプロデュース力は神がかり的。
また好きな曲が増えてしまった。
Fワードを多用してかっこつけるというやり方を使わず挑戦的で知的な歌詞。
すべてがかっこよくてすべてが私のタイプ。
このアルバムのキャッチコピーは「黙って狩られろ!」
あらすじは...
船の遭難でただ一人生き残った青年ボブは、ジャングルに覆われた孤島に泳ぎ着き、そこで孤独に暮らすザロフ伯爵の屋敷に迎え入れられた。屋敷には別の遭難で助けられたという可憐な美女イヴとその兄も居た。だが、ザロフ伯爵の正体は“人間狩り”を至上の歓びとする異常者だった。解放の条件は夜明けまで逃げ切ること。<最も危険なゲーム>の幕が切って落とされたのだ! ボブはイヴと共に鬱蒼としたジャングルの奥へと逃げていく。ザロフが用意した数々の魔の手から、2人は無事に逃げ切れるのだろうか?
本当は埋もれてたB級ホラーのはずだった。
あの有名なゾディアック事件で犯行声明文に本作のセリフが引用されていたことで知名度を上げてしまったいわくつきの作品。
タイトル通りの内容。
退屈する展開。
それなのに、最後まで見れたのは連続殺人鬼をも魅了してしまった猟奇的な伯爵に興味を引かれたからだろうか。
低予算で「キングコング」のセットとスタッフキャストの使いまわしで作ったらしい。
1932年のモノクロ映画。
ストレートに進んいくのでひねりはなく猟奇的シーン以外は眠い。
が、やはり主演のザロフ伯爵演じたレスリー・バンクスの怪演は見もの。
圧倒的な存在感で魅せる登場シーン。
家でもタキシード。
まぁ、その時点で私だったらドラキュラだと疑う。
まだドラキュラだったらかわいかったのかもしれない。
やっぱりこの世で一番怖いのは人間であり、人間の敵は人間なのだ。
ゲームを楽しむ伯爵。
今見ると普通じゃんと静観してしまう自分が怖い。
慣れてしまっているのだ。
猟奇的な世の中に...
虐待、拷問、殺人、監禁、誘拐等々。
毎日のように流れる邪悪な言葉。
どんどん過激になっていく犯罪事件。
奇しくもリンクしてしまったゾディアック事件の犯人とザロフ伯爵。
30年代からの狂った伝染。
そう見ると、不気味に見えてしまったのは私だけではないはずである。
でも、おおよそ退屈なのには変わりないのでお気を付け遊ばせっ。
追伸
記事は明日も上げますが、外泊のためコメ返が遅れるかもしれません。必ずコメ返は、致しますのでよろしくお願い致します
ちぶ~的狩人度4
狩るけど狩られそうにもなります。あずさ2号には乗れないので島で疾走しまくるしかないのです。