いつもなら絶対にない連休をいただいた。
まぁ、振替なんですけども。
連休の一日目は思いっきり遊ぼうとお昼に駅周辺へ到着。
ふらっと秋田牛玄亭に行ってみた。
予約もしてないし、混んでたらほかに行こうという軽い気持ちで。
が、予想外に行く時間が早かったせいかすぐ入れた。
まるで試合に勝ったかのような快感。
そしてうますぎる焼き肉ランチ。
余は満足じゃったぞ。
ふぉっふぉっふぉ。
と、「十七人の忍者」にも満足致しましたぞ。
あらすじは...
夜のない駿府城を狙う地獄の忍者十七人。命より使命が大切という恐るべき忍びたちが、最後の一人になるまで死力を尽くして任務を遂行する緊張に満ちたスリルとサスペンスの30日間の激闘を描いた時代劇。
これが本物の忍者なり。
命は軽く、命令は重く。
数はちゃんと数えたか。
十七人の忍者のミッションインポッシブル。
名作マンガ、「忍たま乱太郎」が大好きだった私にはツボすぎる。
その技、ぜひ教えてくれたまえ。
明日から実践すればあなたも忍者になれるかもしれませぬ。
と、この地味さに親近感満点。
びっくりした。
こんなに面白いか、忍者映画って。
とにかく簡単に命を投げる。
死なないで勝つことはあまり考えない。
バカなのではない。
大真面目なのだ。
リーダーの甚伍左が部下の死を知るたびに「惜しい者をなくした・・」と言う。
これを何回聞けばいいのだとこちらまで頭を抱える。
果敢に敵陣へ挑んでいく忍者たち。
そして、忍たま乱太郎でたとえると雇われ敵忍者が稗田八方斎に似ていて大興奮。
サラリーマン故の苦しみがまた切ない。
まぁ、顔はデカイがあそこまで顎は長くないんですけどね。
無駄に大声を出すところが一番そっくりである。
もしかして元ネタはここからなのか。
と、ワクワク。
思っていたよりもド派手な技を繰り出さない。
というか日常で普通にあるようなレベルのことに術の名前をつけるハイセンスさに感服。
特に伊賀忍法姿づくりには萌えた。
とりあえず、名前をつければ術になるわけです。
時代劇に有吉弘行がいる。
やっぱり素敵すぎるのです。
主君に仕える忍者たち。
人は役職や地位に仕える。
が、心は人に仕えるのだ。
誰に仕えているかどこに仕えているか。
そんなことは所詮無意味。
忍者としてのプライド。
人としてのプライド。
忘れるなかれ。
その任務にすべてが懸っていることを。
死を恐れるな。
任務を果たせ。
果たすことのみに意味がある。
これが忍者の生きる術なのだ。
と、忍者の悲しき運命が切ない余韻を残すのです。
ちぶ~的にんにん度5
定番の手裏剣は出てこないけど、普通にチャンバラ劇は迫力がある。そしてやはり主演の里見浩太郎様の正義感がより忍者劇を熱くしているのです。