腹が減った。
凄まじく減った。
そんな日でも徒歩1時間かけて帰宅。
途中には、マックやらモスやら吉野家やら誘惑がいっぱい。
あの道へ行けばもうすぐ晩御飯を食べられる。
その一心で帰ってきました。
倒れなくてよかった。
それくらいの空腹は、獣より怖いんだぞ。
ガオっ。
「ある愛へと続く旅」の愛も私には感動どころか恐怖すら感じた。
あらすじは...
サラエボで運命的な出会いを果たし、夫婦となったジェンマ(ペネロペ・クルス)とディエゴ(エミール・ハーシュ)。切望する子どもが望めなかった彼らは代理母候補を探し出し息子ピエトロを授かるが、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が勃発する。息子を連れて難を逃れたジェンマだが、ディエゴだけが街に残って命を落としてしまう。それから16年後。ローマで暮らしていたジェンマは、サラエボ時代の友人に誘われてピエトロと一緒にボスニアへ向かう。街の風景を眺めながら、ディエゴとの深い愛を思い返す彼女だが……。
過去に愛する人がいる。
愛する人の忘れ形見を毎日見つめて、もう会えることができない人を想う。
そんなロマンティックストーリー。
濃厚すぎる愛のオンパレードに胸焼けがする。
世間では究極の愛とのうわさ。
明かされていく衝撃の秘密。
..........
おい。
これは、どこで泣けるのだ!?
自分の冷血さが問われる。
オチに納得できる人は、相当慈悲深い。
愛がラテン。
激しくも奔放。
ペネロペ姐さんは、今回も大胆。
ヒロインの女子大生時代から中年期までを見事に体現できたのはメイクアップの技術の高さもあるだろう。
とっても自然で物語に良く馴染んでいた。
それなのに、どうしても入り込めない。
配役がどうとか映像がどうとかそういうことではない。
完全にこのストーリーに納得できるかどうかにかかっている。
正直、戦争を背景におく必要性があまり分からない。
その方が物語に重みを与え、感動させられると思ったのだろうか。
それが下心に見えていやらしく感じてしまった。
愛する人の子供ができないジェンマとそれを見守ることしかできないディエゴの苦悩。
そこからの選択と真実。
ラスト、自分だったらあんなに泣けるだろうか。
というか泣いている場合か。
私なら抱きしめることも涙を流すこともできない。
この世の終わりとも言えるような顔で信じられないくらい汚い言葉を吐きそうである。
愛がこんなにシュールだとは思わなかった。
ファニーとでも言おうか。
でも、きっと私が冷徹人間なんだ。
だって、yahoo!ではまさかの4.26点なのだから。
慈悲の心がないとこんなにも映画の評価が違うのか。
空腹にイラ立って色んなものを破壊している場合ではないですね。
慈悲の心をもてるようにおしとやかに善行に努めたいと思います。(無理)
ちぶ~的アモーレ度3
愛の押しつけが痛い。愛の縛りがキツイ。そして、どうもそんな恋愛をしている自分たちをかっこいいと思っていそうな陶酔がチラついてさらにイラつく。