鼻づまり。
行き詰まり。
つまり。
体調も悪いし、仕事も行き止まり。
こうなったら、変革を起こそう。
おんなじことをしても無駄ってことだ。
ここでどうこうしようとか考えるべからず。
どこでも生きれるように努力しよう。
問題は場所じゃない。
今、どうするかだ。
行き詰ってる場合ではない。
「さんかく」の行き詰まった恋愛はこの年になってみると、とても切ない。
あらすじは...
同棲(どうせい)生活を送る倦怠(けんたい)期カップルの百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の中学生の妹・桃(小野恵令奈)が住み着いてしまう。自由奔放な桃は風呂上がりに下着を着けずにウロウロするなど、気まぐれな態度で百瀬を翻弄(ほんろう)し、一方、彼の心の動揺を感じ取った佳代は、百瀬の気を引こうと策を練るが……。
女と男と女と。
一方通行。
恋はさんかく。
バカだと思っていると痛くて切なくて。
ラブコメなんかじゃない。
実はとっても深い男女の構造が見える。
これを見ると恋愛は.......
ちょっと遠慮したい。
29歳の崖っぷち女子。(私と同い年)
失うことが怖くてしかたない。
時間で愛を測る。
それが体に染みついてその呪縛を手放すことができない。
自分さえ我慢すればいいのならそれでいいと思っている。
執着が愛。
ボロボロで痛々しく出来ている。
自分に身近すぎて怖い...
その妹であるまだ何も知らない15歳の女の子。
"大人の男"ってやつに近づければ自分も大人になれる気がして背伸びする。
なんでもお姉ちゃんと対等がいい。
要はお子ちゃまのないものねだり。
愛という言葉さえ知らない。
愛という名前をつけた、ただの好奇心。
妹ってこういう生き物だなって納得。
間に挟まれた結婚適齢期の男。
当たり前のようにいる彼女には飽きている。
そんないつもと同じ日常に入り込んだ新鮮さをまた味わいたくて追いかける。
遺伝子という本能がそうさせる。
愛より恋。
誘惑にはとりあえず乗っかる。
愚かな恋心。
8割の男性はこの感じ、当てはまるでしょう。
同じ女でも年齢で恋愛の仕方は全く違う。
それなのに男はずっと一緒。
単純でピュア。
計算よりも本能。
男ってバカな生き物だって言う。
だけど、この映画はそれだけじゃないから面白い。
女だってバカなんだ。
人は恋をするとバカになるから。
今まで見えてたものが見えなくなったり、今までしなかったことをしたり。
恋が人を惑わせる。
囚われ、捕えようとする繰り返し。
だからこそ、男と女が向き合える確率って本当は奇跡。
かっこ悪くても憎たらしくっても。
ただ、好きって言える。
そんな恋愛はカッコイイ。
ちぶ~的共感度5
3人の気持ちが分かってしまう。妙なリアルが漂う。3人ともハマリ役。そして、私の大好きな「オカルト」 の江野君が後輩役だった....