ホラー映画さえあれば!

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花嫁消滅や「花嫁吸血魔」

買い物には駅前やイオンによく行く。

というか秋田はそこら辺しか行くところがない。

そこで必ず斬新なウェディングドレスが展示されたりしている。

毎度驚かされ、絶対に花嫁衣裳は着るまいと思うのだ。

ある時は、ロールキャベツの茹ですぎ感を漂わせている。

ある時はうまくできた人参のかき揚げ。

女子の夢を壊しまくり。

見る分には面白いので、誰かに着てもらって結婚式に招待されたいものである。


でも、「花嫁吸血魔」のばあさんには、招待されても絶対に行くまい。

あらすじは...
藤子(池内淳子)、英子、喜代子、里枝の4人は舞踊学校に通う親友だった。ところが女優の仕事を得た藤子に、嫉妬と羨望から、残った3人は藤子をがけから突き落としてしまう。死には至らなかったものの、藤子は顔面に大怪我をし、女優の夢をあきらめる。やがて、失意のうちに藤子は、母の遺書に従って、陰陽師の末裔である曾祖母を訪ねる。曾祖母は藤子の傷を治療する術を施し、3人に復讐するよう諭すのだった。




花嫁を狙ったわけではない。

たまたまターゲットが花嫁になりやがったのだ。

女の恨みはどこまでも。

その醜い憎しみが復讐へ駆り立てる。

おどろおどろしい役を演じた池内淳子の怪演が光る。



途中まで分からなかったけど、主演が池内淳子

東宝からデビューして脚光を浴び、柳沢真一と結婚して一時芸能界を引退。

が、翌年には早くも離婚して新東宝に女優復帰。

「結婚に反対であった新東宝社長から冷遇され、本作のような不本意な役も泣く泣く引き受けなければならなかった」という噂が出たほど強烈だったらしい。

こういう女優が怪奇映画に出るということ自体、挑戦的だったのかもしれない。

今見ても、ちょっとびっくりする。

.....色々と。



どの時代も女の恨み辛みは怖ろしい。

ピュアな女ほど女に嫌われ、計算する女ほど計算しない女が憎たらしい。

実に単純明快。

嫉妬は愛情の付属品だよ。

プライドの高い女はいつだって自分が一番になりたがる。

そして、それを押し通した代償は途方もなく大きい。

というか因果応報でないないとやってられませんしね。



とにかく藤子が会いに行く曾祖母ってのが人間なのかが疑わしい。

あんなところに住んでいる時点でおかしいのに、平然と乗り込んでいくあたりは度胸があるとみた。

意味の分からん呪文に、ばぁちゃんとしてどうなんだっていうくらいの呪いの誘い。

で、花嫁吸血魔の出現。

.........

これは何だろう。

剛毛になって醜くくなる。

怨みと生き血で生きらえる。

一体どなたでしょうはてなマーク

まず、毛は生やさなきゃならんものだろうか。

飛んだり消えたりもします。

これですと言いにくい怪物です。

いらっしゃいませ、こんにちは的な新しい魔物。

日本にはまだ私の知らない魔物もいるのですね。

それだけでごちそう様でしたと言いたくなるような楽しさがある。

東宝映画恐るべし。

次は何見よっかな。









ちぶ~的新東宝怪奇度5ブタネコブタネコブタネコブタネコブタネコ

東宝らしい怪奇映画!ほんわかしてて楽しい感じ。演じた池内さんは意外とノリノリだったのではなかろうか。

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