欲望。
それは満たしたい欲。
その中でも私の場合、物欲が大きく占めている気がする。
物欲という言葉はあまりいい意味で使われない。
だけど、そもそも物欲がなければきっと働かない。
欲しいものがあるからお金が欲しい。
そのためには働くしかない。
それが原動力になるのなら、欲望だって幸せにつながっているのだ。
解説....
他人の個人情報を盗んでは好き放題に贅沢三昧を繰り返すふてぶてしいおばさん詐欺師と、その被害に遭った善良な中年サラリーマンが思わぬ珍道中を繰り広げるさまを描いた全米大ヒット・コメディ。コロラド州デンバーで、妻と2人の娘と共に幸せな日々を過ごすビジネスマンのサンディ。そんな彼の元に、身に覚えのないクレジットカードの高額請求が来てしまう。なんとサンディの個人情報が盗まれ、悪用されてしまったのだ。サンディは自分のIDに記録された数々の悪行のため、警察の事情聴取を受けるハメに。さらには、職場の上司から、問題を解決しなければ解雇すると言われる始末。こうしてサンディは、自分を陥れた女詐欺師ダイアナを捕まえるため、2000マイルも離れたフロリダへ向かうのだったが…。
疲れている。
なんだか分からないけど色々迷っている。
そんなときは、コメディが効く。
詐欺師のおデブ女と普通の男の珍道中。
気軽に笑えてちょっとハッピー。
最後は若干ホロリ。
たまにはこういうのも見ないとさすがにしんどいと気づく。
おデブな詐欺師ダイアナ演じたメリッサ・マッカーシーがとにかくダイナミック。
いつもこんな感じだけど失速しないパワーは尊敬する。
泥棒をしてなんでも手にしているように見えるけど垣間見える空虚さが切ない。
まぁ、全くそんなところを見せないんだけど。
寂しさが食欲に走らせ、虚しさを物欲で埋めようとする。
盗むという衝動も人の幸せがうらやましくてしかたがなかったりするのだろうか。
.....なんて、なんだか勝手に想像してしまった。
人の出会いってユニークだ。
そして、人情ってのは厄介だ。
相手を知り、同じ時間を過ごすと自然と情がわく。
人は人との出会いを否定できない。
おかしくて笑っちゃうほどくだらないんだけど、この笑いはちょっと温かい。
罪を憎んで人を憎まず。
現実はそんなきれいごとにはいかないけれど....
そうありたいと思う。
なんだかちょっと得した気分。
おまけ
私の場合は、リラックマ欲が止まらない
すげぇ簡単にキャッシュカードをつくれる光景は意外とビビる。実際に起きそうでセキュリティ強化に努めたくなる。