物を捨てる時の基準ってなんでしょう。
私はいつもバッグを捨てるタイミングに悩みます。
断捨離って意外に難しいんですよね。
もう使えないくらいボロボロになるまでバッグを使うってことはあまりない気がするし。
女性は特に、バッグは飾りなのでだんだん飽きてきて使わなくってって...
で、捨てたりもするんですが捨てた後に後悔したりするんですよね。
「バクステール/ぼくを可愛がってください。さもないと何かが起こります。」みたいな犬なら捨てても後悔しないかもしれませんが。
あらすじは...
あらすじは...
一人暮らしの老婦人のもとにプレゼントとして贈られたブルテリア犬のバクステールは、偏屈な老婦人が理解出来ず、ストレスが溜まってイライラしたあげく彼女を殺してしまう。向かいの家に住む若い夫婦に貰われた彼は赤ん坊を殺そうとするが失敗し、近所の少年に貰われてゆく。理想の飼い主にめぐり会えたと彼は思うが……。
犬映画。
それはキュートで癒しの塊。
と、思っている人は見ない方が幸せかもしれない。
この世には、善人もいれば悪人もいる。
犬の世界も同じく、いい犬もいれば悪い犬もいる。
普通の犬映画なら涙ポロポロ。
この犬映画はちょいと震える。
これを見たらあなたもペットに対する視線が変わるかもしれない。
吾輩は犬である。
しかもポッチャリでブサイク。
目つきが悪くて全く可愛げがない。
こんなにかわいがれそうにない犬は初めて見た。
自分勝手な犬なのである。
人間は、飼い犬は自分に忠実であると信じている。
だけど、本当にそうなのだろうか。
実は、生きるために媚びているだけかもしれない。
そういう意味では人間と似ている。
バクステールは、ただ自分が望む生活をしたいだけだ。
悪気があるわけでも、狂った犬なわけでもない。
手に入ったと思った幸せがいつもなかなか続かないところも人間の人生に似ている。
犬だって生きている。
バクステールの目。
太太しい態度。
常に不気味さが漂っている。
今にも噛みついてきそうな邪悪なものを感じるのだ。
でも、バクステールは犬だ。
最後まで犬なのだ。
たとえ人間らしい部分があったとしても、犬であることには変わりない。
こんな犬でも理解できない人間の心がある。
それが一番恐ろしい。
と、最後はバクステール目線にあなたもなっテール。
ちぶ~的ワンダフル度5
今までになかった視点が、新鮮で強烈。ブルテリア犬は絶対に飼いたくなくなるけどね。