繁忙期、予想以上に仕事に忙殺される。
この時期以外は、ほぼノー残業なのでとても疲れる。
きっと、これからは楽になるはずだ。
入社してから2年目なのでここまで忙しくはならないと思いきや...
しっかり仕事にヤラれてしまった。
だからこそ、プライベートは遊びまくろっと。
飲みまくって、全部吹っ飛ばすのが一番です。
でも、「白ゆき姫殺人事件」みたいに、飲み会の帰りは気を付けよう。
あらすじは...
人里離れた山中で10か所以上を刺され、焼かれた死体が発見される。殺害されたのは典子(菜々緒)で、容疑者は化粧品会社のOL城野美姫(井上真央)。テレビディレクターの赤星雄治(綾野剛)は、美姫の同僚、家族、幼なじみなどに取材。典子が美姫の同期入社で、美人で評判だった一方、美姫は地味で目立たない存在だったことが報道され……。
『告白』などの原作者・湊かなえの小説を実写化。
現代のネット社会が引き起こす闇。
美人OLが殺された。
その同僚である地味なOLが疑われた。
人が見たい真実。
人が見ている事実。
どこに本物が存在するのか。
さまざまな視点の「真実」に翻弄される。
美人薄命という言葉がある。
美しいものにはトゲがあるという言葉もある。
それは、人が見た目に左右される生き物だからこそ生まれた言葉だろう。
人の中身というのはとても見えずらく、理解しにくい。
見た目は、わかりやすく判断できる。
完全なる自分の思い込みで相手を創る。
自分にとって都合のいい虚像は、自分にとって楽だ。
どこにでも美人という生き物はいる。
凡人からしてみれば、憧れの存在。
常に注目を浴び、評価される。
特に女に与えられた美しさというのは、時として怖ろしい。
美人の中身が本当に綺麗だったら、普通の人の何倍も評価される。
「美人なのにいい人」だと。
美人の性格が悪ければ、徹底的に悪女扱いだ。
「美人だからやっぱり性格が悪い」と。
どちらにせよ、嫉妬され恨まれるのではないか。
逆もそうだ。
地味でおとなしい女。
言葉が少なく、明るくないと誤解されやすい。
今のネット社会が真実を見えなくする。
それはとてもリアルだ。
というか、実際にこんなことはざらにあると思う。
皮肉っているようにも見えて笑える。
この笑いはアメリカのジョークに似ている。
いや、笑いごとじゃないんだけど予想以上に軽くて見やすかった。
どこかで見たことがある女の世界。
女の敵は女じゃないのに.....
女は女でいることをやめられない。
それって、とっても怖いことなんですよね。
白ゆき姫度5
キャスティングが絶妙!菜々緒の美しい死体は見もの。井上真央の地味さがうまい!貫地谷さん、いい仕事してます!染谷くん...超わき役でも引き受けるんだね。