言いたいことも言えないこんな世の中じゃ。
死にますね、確実に。
毒も吐けない状況になってきた。
昔はよかったなぁ。(遠い目)
こうやってどんどんさびしくなっていくんでしょうか。
バッティングセンターでも行ってスカッとすれば、前に進めるんでしょうか。
自分の好きなことをするのが一番のストレス解消なんでしょうが...
.お金がかかることばっかりなんですよねぇ。
「スカーレット・ディーバ」みたいにお金はありすぎても不幸になっちゃいますがある程度は欲しいですね。
解説...
“スカーレット・デイーバ(緋色の女神)”としてカリスマ的人気を博する若き女優アンナ。華やかな人生を謳歌しているかに見えるアンナだったが、私生活では孤独感が募るばかり。人気の衰えを気にし、スキャンダルに怯える毎日。いつしか生活は乱れ、愛のないセックスとドラッグに溺れていく。そんなある日、アンナは女友だちと出かけたライヴハウスでオーストラリアから来たミュージシャン、カークと出逢い、かつてない愛の衝動を感じる。その夜、二人は一夜を共にするが、カークは翌朝ツアーのために旅立ってしまう……。
巨匠ダリオ・アルジェントの娘で女優のアーシア・アルジェントの自伝的作品。
主演&監督(監督としてはこれがデビュー作)もこなしている。
あの親にして子あり。
カエルの子はカエルの子。
けろけろけろっぴ。(言いたいだけ)
脱ぎっぷりがとにかくあっぱれ。
ちょっと庶民には遠いけど、女性なら共感してしまうところも多々ある異彩を放ちまくりの強烈ムービー。
手にした地位と名声は、いつか失うのではないかという不安でいっぱいになる。
トップで居続けるという苦痛。
それが当たり前になってしまうプレッシャー。
やっぱり人はそんなに強くない。
得たものが大きければ大きいほど、そこから逃げようと躍起になる。
そんな時にする恋愛はドラッグより抜けることができない迷宮。
芯を失っている自分を支えてくれる人が欲しくてその恋愛にしがみつく。
それはやがて依存になる。
初めは救いだったのに、だんだん毒になる。
アンナの堕ち方は悲しくて激しい。
これぞイタリアンな混沌の渦に巻き込まれる。
やっぱりド派手で目がチカチカする色彩に参った。
あまりにイケイケなので置いて行かれる。
凡人には到底わかりえない世界。
その中で感じる悲しみだけは身近に感じられる。
女が女として苦しむ部分はお金を持っていても持っていなくても変わらない。
緋色の女神が求めるカラフルな幸せ。
まずは、己を知ることから。
どんなに称えられ、どんなにお金を持っていても結局はみんな同じ空の下で生きているということを忘れてはならない。
ちぶ~的ディーバってる度5
物凄いイケイケでついてはいけまへん。ある意味カッケーけど、誰もが見れる映画じゃありまへん。