ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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4リラックマ「4Dマン・怪奇!壁ぬけ男」

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ちょっと前に妹がライブを見に吉祥寺へ行った

 

ライブはどうでもいいのですが、遠出できるなんて羨ましすぎる。

 

常に金欠の私は、もちろん懇願しましたとも。

 

「吉祥寺リラックマ店へ行け!(もはや命令)」と。

 

そして素直にお土産を買ってきてくれた妹。

 

私の育て方がよかったのでしょう。

 

4つともかわいくて大満足。

 

携帯カバーとごはん茶碗は実用的で特にお気に入り。

 

お金が貯まったらスカイツリーリラックマ店に行かなきゃ。

 

もちろん、スカイツリーには登りませんけどね。

 

 

4は4でも「4Dマン・怪奇!壁ぬけ男」の4は4人のヒーローという意味ではございません。

「4Dマン・怪奇!壁ぬけ男」

 
解説.....
鋼鉄すらすり抜ける4次元男の恐怖を描いたSFホラー。フィアンセを弟に取られた科学者のスコットは、弟が発見した物質を透過する能力を盗み出す。そして、その能力を使って盗みを働き、フィアンセの心を取り戻そうとするが…。
 
 
 
 
第2回目は壁もすり抜けちゃうマッド・サイエンティスト。
 
映像は当たり前だけど2D。
 
むしろ画質が悪いので1点減点して1Dと言っても過言ではない。
 
不運な兄が手に入れてしまった透過方法。
 
4次元を行き来できちゃうその発明に憑りつかれる。
 
でも、そんなことより何気に兄弟の愛憎劇の方が気になる。
 
ゴキちゃん映画の「ザ・ネスト」にも出ていたロバート・ランシング主演作。

 

 

 

4次元を自由自在に行き来する。

 

それってそんなに魅力的だろうか。

 

確かに盗みは働き放題だけど。

 

あんな罰まで手にしてしまうならいりません。

 

この映画で一人(一匹?)見直した方がいる。

 

ドラえもん様である。

 

神がかり的な道具の数々を手にし、キュートな外見で愛嬌をふりまく。

 

そこにはダークな一面を微塵も感じさせない。

 

発明を手にした男は堕ちていく一方なのに、ドラえもんのあの仏のような穏やかさと言ったらどうだろう。

 

すごすぎるだろう、ドラちゃん。

 

慢心なんてしないのは、ドラちゃんが人間ではないからである。

 

現にのび太は慢心しまくりで、毎度痛い目に遭うのが定番なのだから。

 

 

 

本当はSFホラー。

 

本当にSFホラーなのである。

 

が、どうしても気になる。

 

恋愛劇の方が。

 

兄弟の女の取りあい。

 

二度も女をとられてしまう兄。

 

チャラっとしていながらもちゃっかり女だけは手に入れる弟。

 

衝撃的なのは前も兄の婚約者を奪い駆け落ちした弟の発言である。

 

「駆け落ちしたけどどうも合わなくて1ヶ月で破局した」

 

................!?

 

.この野郎。

 

バカ野郎である。

 

兄ちゃんに対して罪悪感を感じるどころかまた兄ちゃんの婚約者を奪うあたりにコイツのずる賢さを感じざる負えない。

 

 

 

 

そりゃ、兄ちゃんもすりぬけて悪さの一つや二つしたくなるわなぁ。
 
と、居た堪れない。
 
きっと兄ちゃんは、自由を手にしたかったのである。
 
そう。
 
最愛の人を手に入れられなかったその衝動の代わりに.....
 
 

 

 

ちぶ~的悲壮感度5

切ない。切なすぎるだろう。のび太君よりも痛い目に遭っている。同情しかできない。