朝間に食べる朝ごはんは輝かしい。
たとえ、休みの日でも朝と呼べる時間に食べることが大切。
一日の朝をおいしい朝ごはんで始める。
なんて、素晴らしいんだ。
と、朝日を浴びながらプチハッピーに浸るのが最近の楽しみです。
なぜなら、そのあと体全体を酷使するほど働くか映画を見まくるので。
健康第一。
健康でなければすべてのことに意味がなくなってしまいます。
「悪魔のシスター」は、色々と体調不良でダークな雰囲気満載でございます。
解説....
かつて“ヒッチコックの後継者”と呼ばれたデ・パルマのルーツ的作品。黒人青年が惨殺される現場を目撃した女性記者は単身捜査に乗り出すが、犯人の女性には意外な秘密が隠されていた。彼女は元々シャム双生児で、切り離されて死んだ姉の意識が、妹の方に乗り移っては凶行を繰り返していたのだ……。
最初にリメイク版の「シスターズ」を見てしまったので期待値ゼロで視聴。
ザ・デ・パルマ映画。
で、パルマってます。
リメイクと堂々と宣言した「シスターズ」 は、謝るべきである。
分割画面で追われる"悪魔"の正体。
白黒で映し出される双子の秘密。
こちらまで錯乱するラストに悪魔を見る。
ヒッチコック的要素のおいしいとこどり。
窓からの目撃。
狂気の行方。
ヒッチコック作品を数多く手がけたB・ハーマンの不気味な音楽。
目撃者の視点から追えば追うほど、分からなくなる真実。
犯人らしき美女と長いまつげがとにかくキモイフランス人の外科医。
生々しさとグロさの融合が素敵。
きっと生生しいのは、外科医がキモイからだろうけど。
ドジっ子な目撃者が嫌われ者過ぎて誰にも信じてもらえない歯がゆさ。
沸々と湧き上がる緊張の中にある不気味な予感。
真っ赤な血は、どこで飛び散ったのか。
カルト的な映像から漂う小洒落た真実が見える。
でも、その真実は....
と、グルグル渦に巻かれていく。
ラストがかっこよくてグー。
地味にシビレル~。
あの姿に真実は真実でしかないことを知る。
そして、悪魔も悪魔でしかないことを知るのだ。
と、ひな祭りの日でも容赦なく私はゆきます。
"悪魔"はどんな日でも待ってはくれないんですよ。
ちぶ~的脇役まデ・パルマ度5
潔癖症のおばちゃんが一番怖い!電話で病気はうつりませんからぁ!!